子猫の1日のトイレの平均回数は3回。多い・少ないときの病気について
2018/07/11
子猫のトイレの平均回数は何回くらい?知っているようで知らないのが子猫のトイレの回数ですね。
トイレトレーニングができたら安心して回数は数えないといった飼い主さんも多いと思いますが、トイレトレーニングができたと思っても安心できないんです。後はトイレの回数を気にしなくてはいけません。
今回は、子猫のトイレについて、回数などの基本についてをご紹介します。
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子猫のトイレ回数はどれくらい?
ここでは、子猫のトイレの平均回数を紹介します。
平均回数がわかれば、それよりも多いあるいは少ないといった場合に病気にかかっている可能性が高くなるということですね。
ものを言わない子猫ですから、子猫の挙動で飼い主さんは子猫の健康管理をしなくてはいけないんです。
猫はもともと砂漠地帯に生息していた動物です。
ですから、不思議なんですけど、水分を口から取らなくてもいいような体の構造の体になっているんです。
家で飼っている猫の場合、水分を取らない事よりもたくさん取ることの方が心配だともいわれているくらいなんです。
いずれにしても、水分を取る取らないというのも、最終的には飼い主さんの子猫に対しての健康管理が大切ということになりますよ。
子猫のトイレの平均回数
子猫のトイレの平均回数ですが、個体差があるので、これだ!という断言ができないんです。
子猫は大人の猫と比べて排便回数が多いです。
ですから、子猫の場合の一日のトイレの回数は一般的に、2回から4回と言われているのです。
そして、子猫の排尿回数なんですけど、これは少なめで1日に一度おしっこが出るかどうかくらいで問題はないようです。
健康記録ノートを作ってみると安心
飼い主さんによっては、子猫の成長記録を付けている人も多いようです。
毎日のうんこやおしっこの回数などを書き込むと、その子猫の平均のトイレの回数がわかってきますから、それよりも少なかったり多かったりで、子猫の体調を推し量ることができますよね。
子猫のときの数ヶ月から1年くらいはつけてみると、大人になってもそれほど変わらなくなるのでいろんな意味での判断基準になりますよ。
子猫の正常なうんことおしっこはどんな感じ?
子猫の正常なうんこの色は、ミルクチョコレート色からこげ茶色まで様ですね。
適度な硬さがあってティッシュなどでつかんでもうんこの汚れが目立たないくらいが正常です。
大きさは細長い形状でひとまとまりになっていることが多いですよ。
但しミルクや母乳飲んでいるときの離乳前のうんこは、もっと軟便になりますね。
固形の食べ物を食べていないのですから、これは仕方ないところです。
おしっこの色は黄色から琥珀色の透明色といった感じです。
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トイレの回数が増えた場合は?
子猫の1日のトイレの回数が明らかに増えた場合はどうしたらいいでしょうか。
それまでの子猫の平均的なトイレの回数と違った場合ですが、まずは下痢をしていないか確認しましょう。
そのときは、うんこに血が付いていないかを必ず確認してください。
出来たら割りばしなどを使ってうんこの中も割ってチェックしてみるようにしましょう。
子猫の場合はすぐに軟便になることがあるんですよ。それが高じて下痢になるのですけど、下痢が丸一日以上続く場合、さらには食欲不振などで体重の減少が起こった場合などは、病院に連れていったほうがいいでしょう。
特にトイレトレーニングができている場合に、トイレにいかずにあちらこちらでうんこをしている場合でしたら、心配したほうがいいかもしれません。
ウイルスや寄生虫に感染していたりする場合もあります。
さらに子猫の場合、ビニール袋やゴムなどの変な物を誤って食べたり、内臓疾患や食あたり、さらにはストレスが原因となる場合もあるのです。
それでも、単に食べ過ぎの場合もあります。
そして、ペットフードを切り替えた時、特に繊維質の多いダイエット食にした場合などは一時的にトイレの回数が増える事もあるので、その場合は少し様子を見るようにしましょう。
トイレの回数が少なくなった場合
子猫のトイレの回数が少なくなるというのはすなわち便秘のことですね。
トイレの回数が多いのも心配ですが、異物を外に出してくれるので下痢も多少は安心なところがあります。
しかし、便秘の場合は何も出てこないのですから心配ですね。
もっとも、トイレの回数が少なくなったというくらいでしたら、便秘ではなく便秘がちということになるので完全な便秘にはなっていないので多少は安心とも言えるでしょう。
便秘がちになると、将来的に肥満がちな猫になることもあります。
子猫の場合でしたら、日に3回程度はうんこをしますから、1回程度では少ないと考えたほうがいいです。
それでも毎日トイレにいって、うんこが出ていること子猫に体調不良の兆候が見られない場合は様子見でもいいでしょうね。
それでも、まったくうんこが出なくなった場合は気にしたほうがいいです。
子猫がトイレの周りをうろうろして、トイレに入っても苦しそうな鳴き声をしている場合、うんこをしたいのに出ないと言う状況です。
この場合も少しくらいの様子見はいいですが、明らかに子猫も痛がっているのは間違いありませんから、病院に連れていったほうがいいでしょう。
ただし、環境が変わったりすることでうんこが出ることもあるので、おむつなども持参して病院に向かったほうがいいですよ。
ペットフードが合っていないことも
たくさんの子猫用のペットフードが売られています。
ですから、子猫に合うペットフードもあれば合わないペットフードもあるでしょう。
ペットフードをいろいろ変えてみるのも子猫のストレスになりそうですが、子猫のときは何でも食べたい盛りですから、意外と新しいペットフードにも順応してくれるものです。
そして、トイレの回数がどれくらいになるのかをしっかりチェックするようにしましょう。
子猫のトイレの回数について
子猫でも早い時期から、毛づくろいをするようになります。
そのときに毛玉を飲み込む癖がつくと、途端に便秘の原因になることがあるのです。
飼い主としては毛づくろいをしなくてもいいように、ブラッシングをマメに行うといった方法があります。
これも大変ですが、ブラッシングは子猫のためにもなることですから、是非とも習慣づけて行っていきたいものですね。
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