保護したいときなかなか捕まらない子猫を捕獲する方法
2018/07/22
なかなか捕まらない子猫を捕獲するにはどうしたらいいのでしょうか。
特に親猫に見捨てられた子猫は保護しないと死んでしまいます。
野良の子猫の場合は警戒心が強いですから、なかなか捕獲できないのです。
そんな子猫を捕獲するための注意点や、捕獲するために必要なものなど、具体的な子猫の捕獲方法を紹介します。
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子猫を捕獲する際の注意点
野良の子猫を発見した…保護しないと死んでしまいそうだと思ったら子猫を捕獲したほうが良い場合もあります。
もっともすぐに捕獲するのではなく、周りに親猫がいないかを十分にチェックする必要があります。
場合によっては数日くらいは様子を見た方がいいでしょう。
それでも、親猫に見捨てられた子猫でしたら、2日も生き抜くことは難しいです。
体の細り具合などもチェックしながら見守るようにしましょう。
保護が必要な子猫なのかを見極める
子猫を見かけても、ひょっとしたら誰かに飼われている子猫の場合もあります。
さらに、地域で保護されている猫の可能性もあるのです。
そして、前述したように一人ぼっちの子猫に見えて、近くに親猫がいる可能性もあります。
また、ボランティアに保護されている地域猫の場合、去勢や避妊が済んでいる場合でしたら、耳にカットが入っているのでそれが目安になります。
猫を見かけても耳がカットされていたら捕獲する必要はありません。
もっとも注意しなくてはいけないのが、親猫がいる子猫を捕獲してしまった場合です。
その場合、子猫を親猫から引き離してしまうことになるからです。
以上のことから、子猫を見かけてもすぐには捕獲しないでしばらく様子を見るようにしましょう。
子猫を捕獲するかどうかの決断は?
保護したあとはどうするか…まずはこれを決めなくてはいけません。
単にかわいそうだから、可愛いからといった理由で子猫を捕獲してはいけないのです。
保護したあとの予定は立っているのかどうかを、改めて自分に問いかけてください。
自分で飼うのか、里親を探すのか…それによって準備や対応が異なってきます。
どちらの場合でもまずは病院に連れて行く必要があります。
そうなると検査や治療にかかる費用を負担しなくてはいけないのです。
こういったことから、捕獲したあとのことをよく考えて、何が必要かをしっかりと調べておくことが必要です。
中途半端に子猫に手を出さない
まずは腹を決めることです。
野良の子猫の捕獲というのは、想像以上に大変ですよ。
子猫の捕獲途中で投げ出してしまうと、子猫の警戒心がいっそう強くなってしまって、誰の手にも負えなくなることもあります。
後の費用がないのでしたら安易に子猫を捕獲しないほうがいいでしょう。
捕獲した後、どうすることもできずに保健所に持ち込むことになるのが関の山となってしまいます。
もっともしてはいけないことは捕獲した後で逃がしてしまうことですよ。
警戒心が強い子猫の捕獲について
警戒心の強い子猫の捕獲には準備が必要ですよ。
猫も自分自信も傷つけないためにしっかりと準備をしておきましょう。
子猫の捕獲の準備
子猫用の捕獲器が必要です。
購入するとけっこうな金額になるので、レンタルされていないか、動物の保護団体などに聞いてみましょう。
それと、キャリーケースが必要です。
子猫を捕獲した後に、病院に連れていくときに必要ですよ。
そして服装が大切です。
子猫が暴れて引っかかれてしまうこともありますし、噛まれる場合もあるでしょう。
病気をうつされることもあるので、肌の露出の多い服装はひかえるようにしましょう。
それと厚手の手袋は必須です。
他にはタオルとペットフードも必要です。
においの強いペットフードだとおびきよせるのも簡単ですよ。
子猫を迎える準備
捕獲した子猫を自分で飼う場合でも一時的な保護の場合でも、子猫を迎える準備が必要となります。
簡単ですが、トイレや寝床、さらにはペットフードなど最低限のものを用意しておかなくてはいけません。
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子猫の捕獲は一人よりも助けがいたほうが心強い
子猫の捕獲だからといってもバカにはできません。
一人で子猫を保護するよりも、助けがいたほうが心強いものです。
捕獲作業は、思った以上に一人では大変なんです。
それに危険も伴いますよ。
そのため、家族や友人などにも協力を求めるようにしましょう。
たいへんそうだな、子猫もすばしこいなと思ったら、動物愛護のボランティア団体に相談して協力してもらうのもいいとおもいますよ。
事前に相談することで、子猫の捕獲器を貸してもらえることもあるでしょう。
そして、捕獲方法を教えてもらうのもうれしいですよね
それともっとも大事な、捕獲後の飼育や里親探しについてのアドバイスももらえることでしょう。
すぐに捕まえるよりも餌付けをしてみる
無理矢理子猫をつかまえるのもいいのですが、逃げる子猫を捕まえるよりも、慣れさせてから抱っこされるような関係になるのが望ましいです。
そのためにも、子猫の警戒心を解いてみましょう。
それには、餌付けが一番効果的なんですよ。
やっぱり食べ物の力は偉大です。
餌を与えるだけで警戒心をとくことができますし、子猫に危険な人間ではないことも認識してもらえるのです。
子猫の警戒心をやわらげるには
ペットフードを用意して、毎日決まった時間に少量のペットフードを与えます。
それを数日間あるいは数週間続けましょう。
時間帯は夕方くらいがいいですよ。
猫のペットフードはドライ型とウエット型の二種類があるのですが、子猫を引き寄せるためにもにおいのつよいウエット型のペットフードのほうがいいでしょうね。
ペットフードは、決まった場所・決まった時間に餌を用意しておきます。
そうすると子猫も時間を覚えてくれて、その時間になったら出てくるようになりますよ。
気をつけたいのはペットフードを置いてすぐに立ち去るのではなく、しばらくそこにいて目の前で子猫が食べるようになったらしめたものですよ。
子猫の捕獲について
なかなか捕まらない子猫を捕獲するのは大変です。
すぐに捕まえることができると考えがちですが、無理矢理捕まえると子猫も暴れるだけですし、後が大変です。
慣れさせるためにも餌付けをするという意識が大切ですよ。
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