子猫が水を飲まないのは危険なサイン!水をたくさん飲むための5つの工夫
2018/06/13
水は生命の源ですから、子猫が水を飲まないとなると一大事ですよね。
実際に子猫が水を飲まないのは危険なサインと考えていいですよ。
ここでは、子猫がたくさん水を飲んでくれるように様々な工夫を紹介しています。
関連「猫が水を飲まないとき試したい10つの水分量を増やす方法」
スポンサーリンク
子猫が水を飲まない…どうしたらいい?
子猫が水を飲まないとなると一大事ですよ。
人間でも水を飲まないと死んでしまいます。それをあんな小さな子猫が水を飲まないとなるとすごく心配になりますよね。
食べる以上に動物というのは水に敏感なんです。
ですから、喉が渇けば水を飲みたがるのは言わば本能と言ってもいいでしょう。
子猫の健康のためにも、きちんと水を飲んでいるのかを見極めなくてはいけません。
単にめんどくさくて水を飲まないだけかも??
体調不良とか病気などではなく、単にめんどくさいから水を飲まないというケースもあるでしょう。
なかなか子猫の気持ちもわかりづらいのですが、元気ならそのうち水を飲んでくれるだろうというくらいに気楽な気持ちで待つことも大切ですよ。
水を無理やり飲まそうとして、子猫に嫌がられる場合もあるので、飲みたくなければ様子見をしていてもいいでしょう。
ただし、その場合も子猫が普段と変わらずに元気でいることが条件になりますけどね。
子猫が水を飲まないときの対処法
子猫が水を飲まないときは、何らかの危険なサインかもしれません。
猫が水を飲まない理由を言ってくれたらいいのですが、そういうわけにもいかないので、飼い主のほうでできるかぎり、子猫が水を飲んでもらうように工夫していかなければいけないのです。
あちこちに水を置いてみる
これは一つの方法なのですけど、子猫がよく通るところに、水をおいてみましょう。
この目的は、子猫が通りがかったついでに飲んでもらおうというものです。
食事する場所には当然置いてあると思うので、寝床の近くにも水をおきましょう。
それと、遊び場所や、他にも子猫が良く通るところに水を置いておくのです。
可能性としては低いかもしれませんが、いつものところに置いている水に気がつかないだけなのかもしれません。
それと、子猫は寒さを極端に嫌います。
暖かいところが好きなんですよ。ですから、寒くなると特に水を飲まないといった傾向が出てくるので、暖かい場所に水を置いておくようにしてみましょう。
水を入れる容器を変えてみる
子猫が単に水を入れている容器が気に入らないのかもしれません。
それと、容器の形状が子猫の水を飲むのにふさわしくない場合もあります。
子猫が水を飲みやすくしたり、容器に興味を持ってもらうためにも、水を入れる容器の大きさや形を変えてみましょう。
容器の大きさというのはけっこう重要ですよ。
子猫も我がで始めると、ヒゲが水に浸かるのを嫌うようになります。
そのため、水を入れる容器を大きくして、ヒゲが水に触れないようにすることが大切です。
さらに、容器の底を深くするとか、材質を変えて見るのもいいでしょう。
実際にわたしの家では、プラスチックから陶器にしただけで水をたくさん飲むようになったんです。
プラスチックの容器って、何もないように見えていろいろな臭いが付いているようなんですよ。
そこで、臭いの付きにくい陶器のほうが水が飲みやすいというわけですね。
これは、そう思って陶器の容器に変えた訳ではなくて、試行錯誤の賜だったんです。
ですから、しっくりくるような容器を探すためにもいろいろ試してみましょう。
そして、一つの提案なんですが、循環式給水器というものがあります
大がかりなものになるのですが、水を循環させて、フィルターでろ過してゴミや臭いを除去してくれるといった優れものです。
メリットは、常に新鮮な水が飲めるのと、水が流れることに子猫が興味を持ってくれるんです。
何をしてもダメなときはこういったものを活用するのもいいですよ。
スポンサーリンク
キャットフードと水を混ぜてみる
子猫が水を飲まないのは単に水が嫌いなのかもしれません。
そこで、ドライフードをふやかす、あるいはウェットフードを水に浸して食べさせてみましょう。
あまり水を混ぜすぎてしまうと、反対に食べなくなるので、最初はスプーンで1杯か2杯子猫に与えることから始めてみましょう。
それと、水に味や香りを付けるといった方法もあります。
ささみや魚のゆで汁など、子猫が好んで食べるようなものの味を付けてみるのです。
子猫用にまたたびの入った水も売られているので、それを試してみるのもいいですよ。
沸かしたお湯を冷ましてあげる
水道水をあげている家庭が多いと思います。
水道水はそのままだとカルキ臭がするので、この臭いが嫌いで水を飲まないという子猫も少なくないですよ。
市販のミネラルウォーターなら飲むというのでしたら、間違いなく水道水のカルキ臭が苦手なのです。
かといって、水を毎回買ってしまうのも金銭的に大変です。
そこで、手間がかかりますが、お湯を沸かすことでカルキ臭を消して冷ましてから子猫にあげてみましょう。
それと、冬は水が冷たいので少し温めてから子猫に水を与えてみてください。
飼い主の手で直接あげる
どうしても子猫が水を飲まないときはどうしたらいいでしょうか。
最後の手段として飼い主が直接水を飲ませてみましょう。
もちろん、無理やり飲ませるわけではありません。
器に入れた水を子猫の目の前に持っていくことから始めてください。
単に飲ませてほしいだけかもしれないので、これも意外と効果的ですよ。
それと、お皿の水が飲みにくいといいった場合も考えられます。
その場合は、ハムスターに使うような給水器を使ってみるといいでしょう。
意外と給水器だったら飲んでくれるケースもあるようですよ。
最後の手段はスポイトやシリンジ(針のない注射器)で飲ませましょう。
どうしても水を飲まないのでしたら、そのままでは死んでしまいます。
そうならないためにも、スポイトで子猫の口の中めがけて水を発射してください。
むせてしまうかもしれませんが、飲むしかないのでしっかりと飲んでくれますよ。
後は舐めながら飲んでくれるようになったら万々歳ですね。
子猫に水を飲ませるのは大変
水一つとってみても、子猫に水を飲ませるのは大変です。
単純に離乳がしっかりできてなくて、ミルク以外は飲まないぞという意思のあらわれかもしれません。
しかし、離乳も大切ですから、そこでミルクを与えてしまっては負けてしまいます。
そうなると子猫と飼い主の我慢比べですね。
意外と、時間が解決しますし、水を飲まなければ死んでしまうので、最後は本能が勝ります。
それでも飲まないのは危険のサインですから、病院に連れて行ってくださいね。
スポンサーリンク
関連記事
-
子猫のための正しい哺乳瓶の使い方。ミルクを飲んでくれないときの5つのポイント
子猫が我が家にやってきた…。離乳食前の子猫の場合、心配事は子猫がうまく哺乳瓶で飲 …
-
子猫に与えてはいけない食べ物と食べていい食べ物リスト
子猫が食事している姿というのは可愛いものです。 子猫におねだりされると何でもあげ …
-
子猫の離乳は1か月目からを目安に始まる。離乳食へ移行しコミュニケーションをとる方法
子猫の離乳の時期は早く、乳歯が生える1か月目あたりから始まります。 離乳できるの …
-
子猫の離乳食からドライフードへの切り替え方法。与える量とおすすめフード
乳歯が永久歯に生え変わり始めたら、いよいよ離乳食からドライフードへ移行する時期で …
-
ご飯を与えすぎ?子猫の食べ過ぎ目安。下痢や嘔吐になったら要注意
子猫ってご飯の催促からはじまって、食べ終わっても「にゃーにゃー!」とおかわりを欲 …
-
子猫の平均的な乳離れは生後1か月。乳離れしないときはどうすればいい?
子猫の乳離れは生後1ヵ月くらいです。 人間の赤ちゃんに比べるとかなり早いですけど …
-
生後4~8週目の子猫の離乳食の与え方。食べないときの原因について
生後4週目になると乳歯が生えてきて、ミルクから離乳食へ移行する時期になります。 …
-
生後0日~8週間目までの子猫のミルクの与え方。飲まない場合の原因について
子猫には母猫の母乳か、人口の子猫専用のミルクを与えなければなりません。 わたしも …
-
たくさん食べて大きくなろう!子猫用のおすすめフード。虫歯予防にも最適
子猫向けというよりも猫向けに歯磨きの効果があるキャットフードがあるのを知ってます …
-
子猫への牛乳の与え方。下痢をするかしないかの判断基準について
子猫といえば牛乳を飲んでいるイメージがありますが、じつは子猫でも牛乳を飲むとお腹 …