子猫が水を飲まないのは危険信号！たくさん飲んでもらう方法

子猫が水を飲まないときは何らかの危険信号です。

水は命の源ですから、たくさん飲んでもらうほうが安心です。

子猫が水を飲まない理由はどういったことでしょうか。

そこには猫の習性も関係しています。

今回は、子猫が水を飲まないときの原因と、水をたくさん飲んでもらうための方法をご紹介します。

関連「猫が水を飲まないとき試したい10つの水分量を増やす方法」

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子猫と水

どんな生き物でも水を飲まないとなると、それは命にも関わる危険信号です。

実は子猫って水を飲まないんですよ。

正確には、あまり飲まないといった言い方になるのですけど、うちに来た子猫も水を飲まない猫でしたよ。

あまりにも飲まないのでこれは危険かもと思って、病院の先生に相談に行きました。

実際には子猫用のペットフードに水を混ぜるなどの対処で乗り切ったのですけど、最近のペットフードというのはそういったものが織り込み済みになっているようですね。

かといってもドライフードと水で別々に食べて飲んで欲しいと思うのは飼い主の勝手な意見なのでしょうかね。

水を飲まない子猫というのは、かなり多いみたいなんです。

猫はもともと砂漠に住んでいた

元々猫の祖先というのは砂漠の乾燥地帯で暮らしていたということですから、乾燥や脱水にはめっぽう強いんだそうですよ。

ですから、少々水を飲まなくても平気なんでしょうね。

少ない水分でも,子猫の体が機能するようにできているということです。

とはいっても、まったく水が必要ないというわけではありません。

水は子猫の体の80％を占めているのですから、水分が不足すると命に関わるんですよ。

水分補給ができないと、膀胱結石や膀胱炎などの尿路系の病気を発症しやすくなります。

これらの病気になったら厄介ですから、予防するためにも、水分の補給をマメに行うようにしたいものです。

ここでは、子猫に水を飲ますための様々な手法を紹介します。

いつも新鮮な水を飲ませてあげたい

子猫も新鮮な水を飲みたいと思っていますよ。

飼い主も子猫の水を飲まない性格を気に病んでいるのでしたら、できるだけこまめに水を取り替えてあげることから始めてみましょう。

子猫ってきれい好きですから、水も新鮮なものが大好きなんです。

水を飲まないのも、古くなった水だからということも考えられますよ。

少し気をつけるだけでも劇的に子猫が水を飲むようになることもあるのです。

ここは、新鮮な水にこだわってみましょう。

水の取り替え頻度ですが、１日に数回は取り替えるようにしましょう。

1日に数回というのも大雑把ですが、最低でも朝昼晩の3回は必要ですよ。

それと、容器の水だけを取り替えるのではなく、必ず容器も一緒にきれいに洗うように心がけてください。

わたしの場合は多頭飼いでしたから、水はみんな共用だったんですよ。

子猫って神経質ですから、他の猫の唾液が付いた容器から水を飲まないということに気がつきました。

多頭飼いの場合はその点も気をつけてみましょう。

子猫の場合は一匹に一つの容器というのも考えたほうがいいかもしれませんよ。

様々なタイプの水を試してみる

水と一口にいっても様々なタイプがあります。

猫もペットフードと同様に水に対してもこだわりがあるかもしれません。

次にあげる水の中から最適な水を探してみましょう。

・ミネラルウォーター

・お湯

・お湯を冷まして水にしたもの

・水道水からカルキ臭を飛ばしたもの

・鶏肉や魚などのゆで汁

以上の水ですがどうでしょうか。

ミネラルウォーターは高くつきますし、お湯の場合はガス代か電気代がかかります。ゆで汁もそうですね。

カルキを飛ばした水道水は時間がかかりますが、置いておくといいので手間いらずではあります。

まずは、カルキを飛ばした水を1週間程度あげてみましょう。

普段は水を飲まない子猫が喜んで水を飲むようになったら万々歳ですね。

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意外とおすすめなのが流水

子猫の習性かもしれませんけど、動くものに子猫って興味がありますよね。

ですから、台所や洗面所、さらにはお風呂場などで、水道の蛇口からぽたぽた落ちる水を飲んでいる光景を見たことはないですか？

うちの子猫はそんなことがしょっちゅうだったんです。

というよりもそれに気がつくのがずいぶん後だったですね。

水を飲まないので心配して、病院に連れていったりしたんですけど、蛇口から落ちる水を飲んだりしていたのを見たときは、「ほんとにもう！」って感じでしたよ。

それと川の水なんかも飲んでるんじゃないかと思って心配になって、それ以降は寄生虫の検査もよくするようになりました。

用意した水を飲まない子猫って珍しくないんですけど、意外とそんなところに答えがあるのかもしれませんね。

ある本で呼んだことがあるのですけど、飼い主から与えられた水ではなくて、自分で獲得した水と感じることができるので、好んで流水を飲むのだということが書いてありました。

なんとなく子猫の性格を考えたら、これはあるなーって思いましたね。

子猫の水と容器選び

子猫の急所ってヒゲなのは間違いないですね。

あまり最近は言われなくなったのですけど、ヒゲを全部とってしまうと平衡感覚がなくなったり途端に元気がなくなったりと、やっぱり子猫のヒゲってかなり大事な部分だと思うんですよ。

だから、平べったい容器に水を入れてもヒゲが濡れるのを嫌がって水を飲まないんじゃないかなって考えたんです。

これって、我ながらいい考えだなと思っていろいろ容器を変えてみたんですよ。

まずは、容器のふちが広いものを用意してみました。

そして、水をたっぷり入れたほうが子猫のひげが容器に触れずに済みますからね。

それと容器の材質にもこだわったんですよ。

それでも洗いやすいからというのでと陶器にしました。

割れるのが恐いのでプラスチックやセラミックでもいいかなと思ったのですけど、臭いが付きにくいのが陶器のメリットですから、ここはこだわってみましたよ。

それで、結果はと言うと飲みましたね。

飲みやすいのとにおいの問題もあったんじゃないかなと思います。

我ながらこれは大成功でしたよ。

このことから、容器をいつも清潔にそしてにおいが付かないものが良いのかもしれません。

おすすめウォーターボウル

ヘルスウォーター ボウル　M

猫の水容器として圧倒的な人気を誇るのが、「ヘルスウォーター ボウル」です。

ヘルスウォーターボウルは天然希土類元素でできており、猫が好む容器の素材で作られています。

猫は人間と違って、水の味の違いがわかるとされており、この容器に入れた水は、天然の味がついておいしいようです。

うちの猫はこのボウルでしか水を飲まないので、すべてこのボウルに取り替えました。

時間がたつほど容器の成分が水に混じって変化するので、水を取り替えるのは1日に1回にしましょう。

水の置き場所に気をつける

子猫が水を飲まないときは、容器の置き場所を感挙げてみましょう。

基本的にはペットフード皿と並べて置くと思います。

食事のついでに水を飲めるようにするという配慮なのですが、

実は、食べたら飲むというのは人間の発想で子猫は必ずしもそうでもないんですよ。

ですから、ペットフードと水というのはまったく切り離して考えても大丈夫です。

それと、きれい好きですから、トイレシートとは離して置くのも基本ですよ。

わたしの場合は、水を入れた容器を3つくらい置いてどの水を飲むかチェックしたことがあります。

もちろんトイレシートとペットフードとは離しましたよ。

そしたら、どれも口をつけましたね。

効果のほどはペットフードと離したから飲んだのかどうかわかりませんけど、飲んだから良しとしました。

案外トイレと近かったから飲まなかったのかも？そんな感じですね。

子猫と水のまとめ

子猫が水をあまりにも飲まないと危険すら感じてしまいます。

そういったときは、ペットフードを活用しましょう。

水を飲まない猫のためにウェットフードなども売られています。

かなり水分が含まれているペットフードですよ。

根本的な解決にならないかもしれませんが、基本的には喉が渇いたら飲むかなといったところです。

実際に成猫になって、ドライフードになったら水を飲み始めました。

水について悪戦苦闘するのも子猫の時期だけかもしれませんね。