子猫がひきやすい風邪の症状チェック。鼻水や下痢などの対処法
2018/03/14
子猫も風邪を引きます。
人間と同じように鼻水も出るんです。
さらに風邪の症状によっては下痢になる場合もあります。
風邪と思っても侮らないでしっかりと対処するようにしましょう。
子猫ですから、元気なように見えて体力はないですからね。
子猫も体調管理は、飼い主が責任を持っておこないましょう。
ものを言わない子猫ですから、痛みがわかりません。その痛みを分かちあえる飼い主さんが子猫から信頼されるんですよ。
今回は、子猫がひきやすい風邪の症状チェック。鼻水や下痢などの対処法をご紹介します。
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子猫と風邪
子猫の風邪ですけど、子猫の時期というのは生後12ヵ月ですから1年ですね。
生まれてから生後数週間くらいは免疫もあるので風邪をひくことはないのですが、かといって寒すぎたりしたら体調を壊すので飼い主さんは注意が必要ですよ。
それと、子猫の時期ってひ弱ですから病気になりやすいんです。
特に下痢と嘔吐、さらに便秘なんかはしょっちゅうです。
これって子猫のデフォルトみたいなもので本人はけろっとしていることが多いんですけど、そこを放置しておくとそこからさらに悪化していろいろな病気になってしまうんです。
それと、猫って痛くても体調が悪くても痛みを顔に出しませんからね。
そこのところは飼い主さんがしっかりチェックしてあげなくてはいけないですよ。
そして、子猫は風邪を引きやすいです。というよりもいろいろなところから結果として風邪になるような感じですよね。
これは人間と一緒かなと思います。
やっぱり病院が一番
わたしの猫も子猫のときに風邪を引きました。
なんとなく食欲がなかったんですよ。それと気持ち熱っぽくて元気もないんです。
いつも以上に「みゃーみゃー」鳴いてた感じでこれはひょっとしたらと思ったら風邪でしたよ。
病院に連れていったらすぐに直るのですから、先生様々でした。
そのときはすぐに注射を打ってくれたんですけど、効き目がありますよね。
鼻水が出るとかそんな感じではなかったのですけど、先生が風邪と断言したのは何かそれとわかる症状があったのかなと思います。
結局対処としては病院というのが決まりみたいなものですけど、風邪の症状もいろいろですからしっかり子猫の症状をチェックするようにしましょう。
子猫の風邪の原因
子猫の風邪の原因はウィルスですね。
原因となるウィルスも様々な種類があるので治療法もいろいろです。
子猫の風邪は飛沫感染するので、外に出る習慣のある子猫は要注意ですよ。
うちの子猫は外には出しませんでした。
最近の部屋飼いの子猫は外に出さないのが基本になっているみたいですよね。
子猫の風邪のウィルス
子猫の風邪を引き起こす原因となるウイルスですが、以下の3種類です。
・ヘルペスウイルス
・カリシウイルス
・クラミジア
早い時期から感染していることが多く、生後3週間くらいからだそうです。
まだ子猫の体は抗体で守られているのですけど、抗体がなくなる頃から風邪の症状が出るようですよ。
3ヵ月くらいから、予防ワクチンの接種ができるのでそれを受けることで風邪を回避することもできます。
そのことも飼い主さんは是非とも頭に入れておいてください。
子猫の風邪の症状
ヘルペスウイルスによる子猫の風邪の症状ですが、鼻水、くしゃみ、食欲不振、角膜炎、結膜炎、そして発熱の症状がみられます。
鼻水にくしゃみ、食欲がなくて発熱するというのは風邪の症状なのでよくわかるのですが、角膜炎と結膜炎は病院で診てもらわないとわからないですね。
それでも、目が開きにくいなどの症状から察することもできます。
また、目やになどが目元にこびりつくこともありますよ。
うちの子猫も当時はよくわからなかったのですが、目やにがすごかったんです。
ですから、今考えたらヘルペスウィルスだったのかなと思いますね。
カリシウイルスによる子猫の風邪の症状ですけど、ヘルペスウィルスと似た症状の他に、口腔内に水疱や潰瘍ができる口内炎に舌の炎症などが現れます。
さらに口臭がきつくなることも多いですよ。
そして、痛みからよだれが多くなるので、そうなったらカリシウィルスを疑ってください。
クラミジアによる子猫の風邪ですけど、これもヘルペスウィルスの症状に加えて、口内炎、肺炎、さらには多発性関節炎などの症状が見られます。
普通の風邪の症状の他に多発性関節炎となると手に負えないので、すぐに病院に連れていってください。
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体力のない子猫は要注意
生後すぐの免疫は数週間でなくなってしまいます。
そのため、風邪のウィルスがすでに感染している場合は免疫が無くなるとすぐに発症してしまうのです。
風邪が重症化すると脱水症状が起きます。
子猫はただでさえ水をあまり飲まないので、そのあたりは水を飲ませる工夫を飼い主はしなくてはいけませんよ。
子猫の場合、呼吸器官が発達していないので、肺炎にも特に気をつけてください。
子猫の風邪の治し方
それぞれの風邪のウィルスについて対処方法が変わってきます。
カリシウイルスにはインターフェロン注射、ヘルペスウイルスは抗生物質、クラミジアにも抗生物質での投薬治療が基本です。
インターフェロン注射は、細胞の増殖を抑えるタンパク質を投薬します。
病院でウイルスの特定をすることで、ウイルスにあった薬を処方してくれますよ。
子猫の風邪の症状として、結膜炎や鼻汁が多いときは、点眼薬や点鼻薬が処方されます。
クラミジアで衰弱しきってしまった子猫の場合では、点滴で栄養補給する場合が多いです。
生後まもなくの免疫がなくなっていた子猫は風邪が重症化しやすくなっています。
風邪だったら放っておけば治るというのは人間だけの話で、子猫の場合では自然治癒はそれほど望めないのが正直なところです。
ですので、子猫の風邪を放置すると症状が悪化するばかりとなります。
早めに病院で投薬治療を行うようにしてください。
過程では保温や保湿をするようにしましょう。
通常の風邪であれば、治療を始めて2週間くらいで回復しますよ。
子猫の風邪の治療費
気になる治療費ですが、診察料は一回で1,000炎ですね。
それと、薬代が一週間で5,000円から10,000円といったところです。
入院するとなると1日に5,000円からというのが目安になります。
検査にかかる費用として血液検査が10,000円となります。
それと、初診料は病院によって差が激しいです。1,000円のところもあれば、10,000円のところもあります。
これらは事前に確認しておくと、事前に準備ができるのでいくらくらいかかるのか不安になることもないでしょう。
以上のことから病院でかかる費用は決して安くないのが現状です。
中には自然治癒で放置する飼い主さんもいるかもしれません。
病院にかかる費用は確かに高いですが、治療を見越してペット保険に入るなどの防衛策を日頃からしっかりと考えるようにしたいものですね。
子猫の風邪は人間に移る?
子猫の風邪が人間に移ることは稀ですが、唯一クラミジアだけが人間に感染するそうです。
これは人獣共通感染症としても知られています。
猫が病気に強いというのはある意味本当で、ある意味嘘ですね。
実は子猫の時代から猫は病気になりやすいです。
その代表格が風邪と言えるでしょう。
子猫に風邪は付きものと思って日頃から子猫の体調には十分に目を行き届かせるようにしたいものです。
病院の治療費もたかが風邪ですけどバカになりません。
風邪以外の疾患にも子猫はかかりやすいですから、出費を抑えるためにも子猫の健康管理は、しっかり飼い主さんが責任を持って行ってください。
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