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子猫の声が出ない7つの原因。鼻水が出ていたら病気の可能性が

   

子猫が声が出ない原因はいくつか考えられます。

ほとんどの場合は、性格的な理由や環境に満足している状態から、鳴く必要がないため鳴かない場合が多いです。

危険なのは声が出ない原因が病気のときです。

今回は、子猫の声が出ない原因についてをご紹介します。

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子猫の声が出ない原因

鳴きすぎて喉が枯れている

捨てられていた子猫でもっとも多い声が出ない原因が、泣きすぎたために喉が痛い、枯れてしまったという原因です。

誰かに自分の存在を気づいてもらうために必死に鳴きますが、誰かに拾われたらその必要がなくなった。

 

ようやく鳴かなくてもよくなったので、痛い喉を休ませているという状態です。

この場合は2~3日して喉の腫れが治まったら、また鳴くようになります。

 

わたしが子猫を拾った時も、最初はにゃーぎゃーと鳴いていたのに、途中から口は開けるけれど空気がもれるだけで、声が鳴らなくなりました。

鳴き声をあげたくても、喉が枯れてでないといった様子でした。

ミルクを飲ませて温かくして、十分に睡眠がとれれば3日でまたにゃーにゃーと鳴くようになりました。

 

お世話してくれるので鳴く必要がない

にゃーにゃー鳴くのは、何かして欲しい、足りないものがあるというサインです。

ミルクはいつもくれるし、トイレもキレイにしてくれる、愛情もたっぷり注がれていると子猫が感じると、わざわざ鳴くことをしなくなります。

 

鳴かなくても十分に満足しているという証拠です。

お腹が空いたり危機を感じると鳴くようになります。

 

元々の性格

鳴かない原因として多いのが、子猫のもともとの性格です。

子猫はお腹がすいたときはよく鳴きますが、それでも我慢強い子は鳴きません。

 

猫はもともと声でコミュニケーションをとる動物ではないので、声で意思疎通をはかることは重要視していないためです。

ご飯も食べるし元気な様子だけど鳴かないという場合は、子猫が大人しい性格ということです。

手がかからない、お利口なこなんですね。

 

ストレス

捨て猫の子猫の場合、野良時代の過酷な生活で、ストレスがたまり声が出なくなっているケースがあります。

外ではご飯が満足に食べられなかったり、カラスに襲われたり、嫌な人に意地悪をされたりと、さまざまなことがあったでしょう。

 

この場合は、心に傷を負っていろいろなことに怖がるので、お世話をしてもなかなか声を出そうとしてくれません。

声を出すことは自分の位置を知らせることで、危険を招く恐れがあるためです。

ご飯を食べているようなら心配はないので、ゆっくりと信頼関係を築き、愛情をかけてあげましょう。

 

生まれつきの声帯によるもの

人間も人によって声は違いますが、猫も猫によって声はまったく違います。

高い声、低い声、しゃがれ声など、声一つとっても個性豊かです。

 

その個性のなかに、生まれつき声帯が弱く、ほとんど声を出せないという猫がいます。

成猫になっても、「・・・・(口は開いていて、声は出そうとしている)」ような猫がいます。

 

凄く小さなか細い声を振りしぼって、「あ、あ」という猫もいます。

このような猫は子猫時代は一言も発せないので、とても静かに見えます。

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高周波で聞き取れない

子猫は母猫に甘えるとき、人間には聞き取れないほどの高周波の声を出して甘えることがあります。

この鳴き声は人間の耳では聞こえませんが、猫にはしっかりと聞き取れます。

子猫は人間に聞こえていないとは知らないので、鳴いていることは確かです。

 

病気が原因

声が出ない病気が原因の可能性があります。

主に考えられる病気として、喉頭炎、気管虚脱、猫伝染性鼻気管炎が考えられます。

喉が炎症を起こしており、気管が弱くなっています。

 

体力のある成猫なら自然治癒する可能性もありますが、体力と抗体が弱い子猫には致命傷になります。

鳴かないほかに、鼻水が出ている、くしゃみ、咳が出ている場合は、病気の可能性があります。

病院へ連れて行って処置してもらいましょう。

 

声を出さないこは性格がクール

声が出せるのに性格的なことから声を出さない猫は、性格がクールなことが多いです。

猫も人間が声をだせば反応することは成長するにつれてわかるので、たくさん鳴く猫は、人に構われたいという甘えん坊な性格です。

 

とくにオス猫は甘えん坊な子が多く、よく鳴きます。

メス猫はもともとクールな子が多いので、お腹がすいたり用があるとき限定で鳴くこが多いです。

 

鳴かないことは悪いことではない

鳴かないことは悪いことではなく、猫のコミュニケーションを考えれば自然なことです。

それでも構われたくないというわけではなくて、クールな猫にもしっかり声をかけて、頭を撫でてあげましょう。

そのぶん猫は安心して、わざわざ鳴くこともせずにのびのび暮らすことができます。


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