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タイムリミットは3日間!子猫が脱走したときの見つけ方と脱走防止対策

   

子猫は動きが俊敏で、好奇心も旺盛なためすぐに外に出ようとします。

わたしも子猫を何度か拾ったことがありますが、何度か脱走されたことがありました。

ドアを開けた瞬間、気を付けているのにぱっと出てしまうことがあるんですよね・・・・

今回は、そんな反省を踏まえて子猫が脱走したとき見つける方法と、脱走防止対策をご紹介します。

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子猫は脱走名人

子猫は脱走の名人です。

わたしが飼ってきた猫の経験上、大人になった成猫より、子猫のほうが脱走します。

 

・体が小さいため、思いもよらない隙間から脱走する

・ジャンプ力をあなどっていたら、けっこうな高さまで飛ばれて脱走される

・好奇心が旺盛で体力が無限なため、脱走を諦めない

・外に興味津々で脱走したがる

 

このような理由から、子猫は脱走しやすいです。

また、好奇心から飛び出して帰ってこられなくなるケースも多いため、脱走対策は入念にしておかなければなりません。

 

子猫の脱走対策

ケージに入れる

今まで猫を飼ったことがない、子猫を拾ったなどして飼い始めてまだ日が浅いなどの人には、ぜひおすすめの脱走防止方法が、子猫をケージに入れてしまうことです。

ケージは子猫の動きを制限して酷いように思えるかもしれませんが、子猫を保護する目的のためにはおすすめの道具です。

 

家のなかのどこから脱走するかわからない、家のなかに一人でいさせたら危険かもしれないという場合は、ケージに入れて安全を確保しましょう。

段ボールに入れている場合は、早くケージに移すなどして対処しないと、そのうち登られてしまいます。

 

ケージがない場合は、一部屋窓とドアを閉め切って、温度を管理して閉じ込めるのもありです。

ただし生後4か月にもなってくると、ドアノブを回して部屋から脱走できるので注意しましょう。

 

網戸はついたて棒を入れる

子猫が脱走する場所として多いのが、網戸です。

子猫は網戸をよじのぼって、その反動で網戸が開くこともありますし、人間が網戸を開けるのを見て覚えて、爪でひっかけて開ける頭のよいこもいます。

網戸が開くのを防ぐのは案外簡単です。

 

この動画で紹介されているように、窓の溝部分に、棒を入れてしまえば開きません。

 

このような窓があったとしたら、①②③に、それぞれの長さに切った棒を、窓の溝部分に入れ込みます。

①②で真ん中の③を固定し、③で①②を固定することができます。

 

アルミの棒でもいいですし、

 

木の棒でもOKです。

長さをはかって切るだけなので、手軽に網戸脱走防止ができておすすめです。

 

網戸を強化する

子猫が元気がよすぎて、網戸をよじよじして、網戸自体が壊れてしまうときは、網戸を強化してしまいましょう。

 


ダイオ化成 ペットディフェンス 20α グレー 91cm×1.95m

 

これは「ペットディフェンス」といって、網戸を破ってしまう元気すぎるペットのために作られた強化網戸です。

うちでもこれを使っていますが、普通のふにゃふにゃした網戸と違って、強度が強いので登られても破れる心配がありません。

これとついたて棒を組み合わせれば、網戸対策はばっちりです。

 

玄関へ続く扉は閉めておく

子猫が脱走する場所として1位なのが玄関です。

子猫はすばしっこく行動の予想がつかないので、ちょっと玄関を開けたときに、あっという間に飛び出してしまうんですね。

 

そんなときのために、玄関へ続く扉は閉めておくのが確実です。

扉を閉めるのは難しい場合は、二重に扉を付けてしまう方法もあります。

 


マルカン 猫網戸脱走防止フェンス L

 

玄関を開けてももう一つ扉があるので、隙をつかれて脱走されるのを防ぎます。

うちでも使っていますが、体重が6キロの猫が乗っても壊れませんでした。

 

ベランダではハーネスをつける

脱走ポイントとしてもう一つあげられるのがベランダです。

手すりがあるから大丈夫だろうと思っていたら、手すりづたいに隣の家に行ってしまったり、2~3階程度なら1階に降りてしまいます。

 

子猫は好奇心が旺盛なので、高い場所からも飛び降りてしまうんですね。

でも、ベランダでは外も見れますし、日向ぼっこもできるので出してあげたいですよね。

 

そんなとき役立つのが、猫用のハーネスです。

ハーネスをつけていればどこにも行けないので、脱走される心配はなくなります。

ハーネスは体のサイズにぴったりとあっていないと、頭から抜けてしまうので、サイズをしっかりはかってつけましょう。

 

猫発見器をつける


【猫を光と音で探し出す】 猫発見器 Loc8tor/ロケーター 首輪に取り付け/迷子札が不要に/脱走・迷子猫防止に/GPS並みの追跡力

 

世界中のペットの飼い主が待望していたものが発売されました!

首輪に取り付けるだけで脱走した猫を発見できる、その名も「猫発見器」です。

 

ペット先進国のイギリスが発明したもので、安全で高品質な商品となっています。

重さは猫の負担にならない7gと軽量化していて、半径122mの範囲を音と光で探すことができます。

 

猫の狭い行動範囲を考えれば十分に使える代物で、わたしも猫についていますが、もしも脱走されても探せるという安心感があります。

お家のなかで脱走防止策は常々していなければいけませんが、猫発見器はつけておくのをおすすめします。

 

子猫が脱走したときの探し方

落ち着いた声で探す

慣れている猫でも、飼い主が大声で読んでいたら、外に出て興奮している猫は姿を出してくれません。

落ち着いた普段通りの声で名前を読んで探しましょう。

 

ゆっくり歩いて、ときには立ち止まって、ご飯や好きなおやつを手に持ちながら探しすのが基本姿勢です。

見つけたら大声をださず、ゆっくり近づいて、猫が逃げるようなら立ち止まって、あちらから来てくれるのを待ちましょう。

逃げ出した猫は興奮して捕まりにくいので、時間をかけて捕まえましょう。

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ご飯を置いて窓を開けておく

逃げ出したと特定される場所に、ご飯と水を置いておきましょう。

好きなおやつもあれば置いておきます。

脱走した場所に戻ってくるというのは定説としてあるので、ほかに飼っているペットがいなければ、そこの窓を開けて、猫が戻ってきたときは入れるようにしておきます。

 

まずは近くから探す

子猫が脱走したときは、とりあえず一軒家だったら庭、隣の家の庭、向かいの家の庭というように、ごく近くを探すのが基本です。

数時間たっているという場合でも、ひとつの場所にじっと身を潜めていることが多いです。

 

・茂みの中

・排水溝の中

・車の中

・うえきばちの隙間

・木の上

・ゴミ箱の中

このような場所が怪しいです。

 

とくに人がすぐ発見できるような場所ではなく、人から発見されないような場所に隠れています。

まずは近くを隅々まで探しましょう。

 

徐々に探す場所を広げる

近くにいなかったら、探す範囲を徐々に広げていきます。

みなさんなかなか探しづらいのが、住宅街ならば人のお家のお庭だと思います。

 

探しずらいのですが、住宅街ならかなりの高確率で誰かのお家のお庭に子猫は隠れています。

いなくなったペットを探すプロに聞いた話では、だいたい子猫は3~6件ほど離れた人の庭で発見されることが多いそうです。

 

少し冒険をして、はっと気が付くと知らない場所で、そこにうずくまって隠れているというパターンが多いのでしょう。

子猫がいなくなってからは時間の勝負なので、恥ずかしがらずに子猫を探していることを家の人に伝えて、お庭を捜索させてもらいましょう。

 

チラシを配布する

猫の写真入り、写真がなければ猫の特徴を書いたチラシを各お家にポスティングしておきましょう。

電柱にチラシを張り付けるのでもいいですが、効果はポスティングのほうが高いです。

猫を見つけた場合、すぐにチラシを見て電話してきてくれます。

 

電柱に張り付けていると、「電話番号がわからない」という理由から、電話してきてくれる可能性が低くなってしまいます。

後から電話してくれた場合でも、もうその場所に猫はいなかった、なんてこともありますからね。

 

タイムリミットは3日間

猫がいなくなった場合、発見のタイムリミットは3日間だと言われています。

猫探しのプロも、3日をすぎると極端に発見率が下がるそうです。

 

逆にいえば、脱走したのが3日のあいだなら、まだ猫は近くにいる可能性が高いです。

とにかく友達やプロの手を借りてでも、3日間は時間をかけて丁寧に探すと発見できる可能性は高いです。


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