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子猫の母猫がいないとき飼い主がしてあげるべき6つのこと

      2018/08/28

母猫とはぐれた子猫というのもたまに見ることがありますね。

もっとも、その場合でも母猫と本当にはぐれてしまったのか、母猫は現われないのかを見極めないといけません。

子猫を見つけても安直に飼い主が手を出さないようにしたいものですね。

 

まずは、母猫のいない子猫がいたら、しておきたいことをここまとめてみました。

特に生後間もない子猫の場合、母猫の庇護がなければ死んでしまいますから、飼い主のほうで助けてあげる選択肢も出てくるので参考にしてください。

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子猫をみかけるのはいつくらい?

子猫は、一年のうちで3月から5月にかけて見かけますよ。

これは生後まもなくの子猫のあかちゃんですね。

これは、母猫の発情期も関係しています。中には日照時間も大きく影響するとされているのです。

 

母猫の発情期は年明けの1月~9月とされています。

それでも、盛んな発情期は1月から2月とされることが多いですね。

 

猫の妊娠期間というのは63日から66日程度ですから、子猫が生まれるのは3月から5月ということになるんです。

もしも母猫のいない赤ちゃん子猫を拾ってしまったらどうしたらいいでしょうか。

飼い主となるためにも、子猫にしてあげるポイントをまとめてみました。

 

まずは保温が大切

母親がいない野良の子猫を助けるには、子猫の体温を安定させることがもっとも優先すべき点ですよ。

体温調節がうまくできない赤ちゃん子猫は、派は猫にくっついていることで生きていけるのです。

母猫とはぐれてしまった、母猫が見捨ててしまった…母猫がいない理由は様々ですが、子猫にとってはすぐに生き死にの問題になってしまいます。

 

母猫がいない生後間もない赤ちゃん子猫は、状況によっては1~2時間のうちに死んでしまいます。

ですので、子猫を保護した場合は真っ先に、子猫の体を温めるようにしましょう。

使い捨てカイロでも湯たんぽ、さらにはペットボトルにお湯を入れたものなどもいいでしょう。

 

子猫のいる場所が38度ぐらいを保てるように温めてるようにします。

そのとき、直接子猫に、熱い部分が触れないように注意します。

38度39度くらいが母猫の体温に近い温かさとなります。

 

ミルクを与える

温めた後はミルクですよ。

子猫の体温が安定してきたら、次はミルクですね。

栄養補給と脱水からの脱出をしなくてはいけません。

 

子猫へのほ乳は、生後2週齢くらいまでは2~4時間おきで、2~3週間経つと4~5時間おきのほ乳が目安となります。

初心者だと、子猫が生後何ヶ月かわからないことが多いでしょう。

 

よちよち歩きでしたら、生後1ヵ月弱です。

乳歯が生えてくるのも生後1ヵ月以降ですから、歯が生えていないのを見極めるようにしたほうがいいかもしれません。

子猫用のほ乳瓶てどんなの?ということになると思います。ペットショップで販売されている犬・猫用ほ乳瓶は大きな乳首のものが多いです。

 

赤ちゃん子猫用の哺乳瓶ですから、小ぶりな乳首の方が飲ませやすいですよ。

針のない注射器あるいはスポイトでも子猫にミルクを与えることができます。

 

この場合は、一気にミルクが入らないように注意が必要ですよ。

勢いよく飲んでしまうと、誤飲して肺炎を起こす可能性も高いですから気をつけてください。

子猫用のミルクですが、普通の牛乳を与えてはいけません。

 

子猫に有害なもの体内で処理できないものも入っていて下痢の元となる場合が多いのです。

ペットショップに専用のミルクが売られているのでそれがベストです。

 

ネットではいろいろな代用品が指摘されていますが、コンビニで購入できるスキムミルクくらいでしょうか。

それでも一時的な応急食と考えるようにしてください。

子猫にとっては母猫の母乳がベストです。

 

ですので、哺乳瓶から飲んでくれないケースもあります。弱っている場合もありますからね。

子猫が元気で飲む力があれば、慣れないだけで、お腹が空けば飲み始めますよ。

 

反対に飲む力がない赤ちゃん子猫の場合は、1滴ずつ口の横から流し込んでいきましょう。

それでも飲みが悪いときは病院で診てもらうようにしてください。

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子猫を清潔にしよう

母猫は子猫をしょっちゅう舐めています。これは母猫の仕事が、子猫の体温を保って、お乳を飲ませ、さらには体を清潔にすることだからです。

母猫に育てられている子猫ってピカピカですからね。

 

愛情一杯に育ててもらうには母猫は欠かせない存在なのですが、母猫がいない場合は飼い主がその代わりをしなくてはいけません。

子猫の身体にシラミやハエの卵が産み付けられている場合もあります。

 

というよりも野良から拾ってきた子猫でしたら、十中八九いますよ。

ノミやダニでしたら、洗い流すことで駆除できますが、さらに寄生虫がいる場合もあります。

というよりも確率は高いですよ。そのため、子猫を保護したらすぐにでも病院に連れて行って寄生虫駆除のワクチンを打ってもらうようにしてください。

 

排尿・排便させることが大切

子猫を迎え入れてまずはトイレトレーニングと息巻く飼い主さんもいるかもしれません。

それよりもなによりも、子猫の排泄ですね。

実は生後間もない子猫って自力で排泄できないんですよ。

 

それは、母猫が子猫の肛門を舐めることで刺激して排泄を促しているのです。

これはさすがに飼い主さんにはできないので、お尻をリズミカルに軽く叩くようにして刺激を与えて排泄をうながすようにしましょう。

 

子猫の環境にも配慮

子猫は寒がりですから暖かい環境を好みます。

ですから、環境には十分な配慮をしてあげましょう。

生後間もない子猫でしたら、ダンボールの中でもいいでしょう。

 

暖かい敷物やクッションさらには毛布などの厚手の布があればいいですよ。

まだ寒い時期でしたら、使い捨てカイロなどが効果的ですが、部分的に熱くなるので子猫の体に直接当らないようにしてください。

 

子猫に毎日してあげたいこと

子猫に毎日してあげたいことは、体重を量ることです。

子猫の間は日々体重が増加します。

日々10gから15gの体重増加が目安ですし、健康のバロメータとなるのでしっかり体重チェックをしてあげてください。

 

子猫を迎え入れたら

子猫は母猫を恋しがっているはずですが、母猫の代わりに飼い主が母親代わりですから、しっかりと育てていかなくてはいけません。

生後間もない子猫の場合は免疫があるので大病にかかることはないとされています。

 

ですから、暖かくしてあげること、ミルクと排泄に十分注意すればそれほど大変ではないですよ。

何か困ったことがあったら病院に連れていくようにしてください。


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