子猫の鼻水が止まらないときの対処法。病気かどうかチェックしよう!
2018/07/25
子猫の鼻水が止まらない…そんなときはどう対処したらいいのでしょうか。
鼻水だからなんらかの病気が考えられるからすぐに病院に連れていく…できたらそうしたいのですが、その前にもいろいろ対処の仕方があるのです。
今回は子猫の鼻水が止まらないときの対処法についてをご紹介します。
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猫の鼻水の原因は?
猫の鼻水の原因は病気とすぐに思いがちですが、他にも原因があるのです。
まずは、ゴミが子猫の鼻に入った場合ですね。それとアレルギーによるものです。人間だと花粉症が身近ですけど、子猫の花粉症もあるということですから侮れませんよ。
そして、猫風邪やその他の病気ですね。
ゴミなどが子猫の鼻に入った場合
「ゴミが子猫の鼻に入った」場合ですが、この場合の子猫の鼻水はホコリや刺激物などを鼻から洗い流すための生理現象ですからそれほど気にしなくてもいいでしょう。
一時的なものですから、ゴミがなくなれば鼻水はとまります。
くしゃみをすることもありますが、これも鼻水と同様の理由ですよ。
もっともゴミが入ったのかどうかというのは飼い主さんのほうですぐに判断ができないですよね。
しばらくすると鼻水もくしゃみも止まったというのでしたら、ゴミが鼻に入ったのが原因と考えていいです。
鼻水がなかなか止まらないといった場合に次の対処方法を考えるようにしましょう。
ですから、すぐに止まるような鼻水でしたら、病気ではないので治療の必要はないですよ。
子猫のアレルギーの場合はどうしたらいい?
アレルギーの場合の見分け方ですが、子猫の鼻水が連続したもので、それが数日間続いたらアレルギーを疑ってもいいでしょう。
アレルギーというのはすぐになくなるものではありません。また何かがきっかけとなって始まるので、それを特定するのも難しいです。
花粉症の猫も登場するご時世ですから、毎日の花粉情報なども子猫ようにチェックしたほうがいいかもしれません。
アレルギーの場合は対処が難しいです。花粉症などのように一時的なものでもそれが数週間続くのは子猫にとっても辛いでしょう。
人間と同じように症状を緩和させる薬などもありますから、病院で処方してもらうようにしてください。
猫風邪などの病気の場合も
子猫の鼻水では、猫風邪やその他の病気の可能性もあります。
子猫がかかりやすい病気として、「猫クラミジア感染症」や「猫カリシウイルス感染症」「クリプトコッカス症」などを発症することもあるのです。
鼻水やくしゃみから推測できる子猫の病気の特徴ですが、鼻水だけではなく、軟便から下痢の症状を出したり、便秘になる、さらには発熱するなど鼻水以外にもいろいろな症状が出るのが子猫がかかる病気の特徴です。
鼻水だけで済むことはないので、鼻水だけの場合はアレルギーやゴミといった判断でいいでしょう。
それ以外の体の異常が出た場合は病気で間違いないですから、速やかに病院に連れていくようにしてください。
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子猫の鼻水はよくあること?
健康な子猫でしたら、鼻水を出すことはありません。
また、子猫は病気をしがちとよく言われますが、子猫はそれほど軟弱ではありません。
むしろ病気をしないと考えたほうがいいです。
ですから、病気に対しては常に危機意識を持ったほうがいいでしょう。
子猫が鼻水を出すことは、よくあることだと思って放置してはいけません。
まずはゴミが入った場合やアレルギーかどうかを探ってください。すぐにおさまるようでしたら、一過性のものでゴミが入ったと考えていいでしょう。
アレルギーの場合は鼻水やくしゃみだけで、発熱をすることは滅多にあります。他に便秘や下痢、発熱といった症状がないかもチェックして、その点でアレルギーか病気かを切り分けることができるのです。
単なるゴミの場合もありますが、子猫が鼻水を出したときは、たとえ原因がそうであっても放置しないでしっかりと子猫の状態をチェックしましょう。
ゴミやアレルギーでなくて、子猫の鼻水の原因が、猫風邪といった軽い病気の場合があります。
子猫の病気でも、この猫風邪が大半です。
しかし、人間でも風邪は万病の元とも言われています。猫風邪もまさにその通りですから、猫風邪でも放置しておくと大病を患うこともあるということを頭に入れておいたほうがいいですよ。
子猫の鼻水で怖い病気も
子猫が鼻水を出す病気でも、軽いものばかりではないのです。
例えば、猫エイズとか猫白血病といった、すぐにでも命に関わるような怖い病気もあるんです。
思い病気になってしまったら、治療費がものすごくかかってしまいます。
そのときに飼い主さんの子猫に対する愛情や諸々の真価が問われることになりますよ。
子猫が鼻水を出したときの対処法
前述していますが、放置していいのはゴミなどの異物が鼻に入ってからの鼻水です。
アレルギーも何度か診察済みということでしたら、原因がわかっているので放置でもいいのですが、アレルギーが初めてという場合は当然ですが、病院に連れていかなくてはいけません。
子猫の鼻水を見かけたら、病院に行って、原因となる病気がどういったものなのかを特定してもらいましょう。
猫の鼻水の原因では、ウイルスや細菌によるものがほとんどなのです。
ネットなどで調べて、素人判断をしてしまうと、病名を見誤ってしまう可能性が高いですよ。
必ず病院の先生に診てもらって病名特定してもらいましょう。
それによって飼い主が取るべき行動や注意しなくてはいけないことが決まってくるのです。
子猫一匹だけではなく、多頭飼いしている場合は他の猫に感染する場合があります。
そういった場合もできるだけ早く病院に連れていって必要な処置をとってもらうようにしましょう。
病気の場合は鼻水だけではない
病気が原因で、子猫が鼻水を出している時というのは、鼻水以外の症状も出ていると思った方がいいです。
その症状を見て、食欲はどうか、発熱していないか、目やには出ていないかなどをしっかりチェックしてください。
それから、病院に連れて行くことで、先生の診断がスムーズに行くんです。
飼い主のほうも動転して「子猫が鼻水を出しているので連れてきました…」では、原因や病気の特定までに時間がかかってしまいます。
余計な費用も払ってしまいかねませんので、できるだけ家でできることをしてから病院に連れていくようにしたいですね。
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