子猫のお腹がぱんぱん！何が詰まっているの？その中身とは

子猫の体調管理は普段から気をつけたいところです。

そのような中で気になるのが子猫のお腹の膨らみではないでしょうか。

子猫ってどうしてそんなにお腹が膨らむのでしょうか。

その中身はどうなっているのでしょうか。

今回は、ぱんぱんに張っている子猫のお腹の秘密についてをご紹介します。

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子猫のお腹の膨らみの原因

子猫の体調管理は常に気にしているのですが、それでも気になるのが子猫のお腹の膨らみです。

わたしも最初の頃はびっくりしました。

何故こんなにお腹が膨れるの？なんて思ってネットで調べたり、やっぱり気になるので病院に連れていきましたね。

やっぱり苦しそうですから…というよりその膨らみは苦しいだろって感じですよ。

心なしか呼吸も厳しそうに見えましたからね。

そこで、子猫のお腹の膨らみの原因ですけど、考えられる原因を挙げてみると、食べ過ぎ、肥満、便秘、そして病気ということになります。

まあ、考えられるとしたらこの4つに集約されるでしょう。

あ、それとメス猫の場合は妊娠しているという線も考えられますね。

まあ、今回のお題は子猫ですから、妊娠の線は割愛します。

それでは、順番に見ていきましょう。

食べ過ぎ

子猫の単なる食べ過ぎでお腹がパンパンに膨れているのが一番の原因といえそうです。

そうなると、普段の食事はどうだったのか、餌の与えすぎではないかとか、飼い主の他に餌を隠れて与えている家人がいるんじゃないかとか、いろいろ可能性を考えてみましょう。

飼い主だけではなくて、家人がいろいろ子猫にかまってくれるのは、とても助かりますよ。

だから、餌を与えるのは飼い主だけという変な決まり事は作らないようにしましょう。

かといって、家人全てが好き勝手に餌を与えていたら、それは子猫のほうも食べ過ぎてお腹が膨らんでしまうので、そこはみんなで与える餌はこれだけという分量を決めておくといいですよ。

わたしのところでは一日に与える量を袋分けしているので、それをみんなで勝手に与えるようにしています。

おやつは特に決めていないのですけど、よほどのことがない限り間食的なおやつは与えてないですよ。

とにかく、単なる食べ過ぎがお腹の膨らみの原因でしたら、対処も決まっていて、餌の与えすぎに注意しましょうということになりますね。

肥満

子猫の肥満は食べ過ぎの延長ですけど、強いていうならば、食べ過ぎは一過性のものでお腹が膨らんでいるのに対して、肥満はそれが恒常化しているということですよね。

肥満も食べ過ぎが原因ということになります。

もっとも、後述する病気が原因で肥満になることもあるので、子猫の様子をしっかりと見るようにしましょう。

子猫を溺愛しすぎておやつばかり与えていたら、肥満にもなります。

心を鬼にして食事管理を徹底するようにしたいですね。

それと、お腹がパンパンに膨れるというよりも、子猫を全体的に見てもお腹だけではなく、体全体に脂肪がついて膨らんでいるように見えるんです。

わたしも子猫の可愛さについつい猫かわいがりしすぎて、肥満にさせてしまいました。

それがまた可愛かったのですけど、そこから体重を落とすのってけっこう大変でしたよ。

食べるのに慣れすぎていて、しょっちゅう「ミャーミャー」ないてお腹が空いたって意思表示するんです。

ですから、肥満から元の体型に戻すのは飼い主の鉄の意志にかかっていますからね。

テレビなんかで出てくる、肥満の子猫はとても可愛いのですけど、人間と同じで肥満になったら良いことは何もないってこともしっかりと理解しておかないといけませんよ。

子猫との生活はまだまだ序の口で始まったばかりですから、これからも子猫と楽しく生活するためにも、しっかりとダイエットさせてあげてください。

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便秘

便秘で子猫のお腹が膨れることはありますよ。

便秘ですから、うんちが出ないってことですよね。

下痢も心配ですけど、まだ下痢のほうが出る方だから少しは安心なんです。

出ないほうはいろいろな病気が関係していると考えてしまうので一層心配なんですよね。

もっと詳しく言うと、便秘というのは子猫の腸管にうんちが溜まっていて、お腹が張っている状況なんです。

詰まりの原因を調べなくてはいけませんよね。

子猫の便秘には様々な原因が考えられるんです。

よくあるのが、子猫の毛づくろいですね。

子猫のときってなんでも執着をもってやってしまうので、毛づくろいもしょっちゅうですよ。

それはそれでいいんですけど、毛づくろいをすることで、舐めた被毛が口から入ってきて、腸管の中でうんちに絡まるんです。

それでどうなるのかというと、うんちが固くなってしまって、出にくくなるんですよ。

これが便秘の一つの原因となるんですね。

便秘って侮れないですよ。

便秘から大きな原因になることもありますし、ひどい便秘になると手術してうんちを取り出さないといけない場合もありますから。

個体差はあるんですけど、子猫のうんちの一日の平均回数は1回から3回です。

ですから、必ず一日に一回はうんちをすると考えてください。

うんちをしなかったら便秘と考えていいですよね。

子猫がうんちをしやすくなるペットフードも売られていますし、気になるようでしたら、早めに病院に連れていってくださいね。

病気

子猫のお腹が膨らむ原因として一番悪いケースは病気ですね。

考えられる病気の種類としてまずは腸閉塞です。

これは、子猫が誤って飲み込んだビニールやヒモなんかが腸管で詰まって閉塞を起こします。

それが原因で、お腹が膨れて便秘や嘔吐を繰り返すんです。

特にお腹が膨れて嘔吐を繰り返すようになったら腸閉塞の疑いが強いですよ。

他には、猫伝染性腹膜炎です。

これは、猫伝染性腹膜炎ウィルスによる感染症です。

これにも様々なタイプがるのですが、子猫のお腹が膨れてきて呼吸が苦しそうだったらこの病気の可能性が高いですよ。

いずれにしても、お腹が膨らんで嘔吐を繰り返す、あるいは呼吸が荒くなったような症状のときはすぐに病院に連れていってください。

子猫のお腹が膨らんだら

説明したように、子猫のお腹の膨らみの原因は様々です。

中でも恐いのは病気によるものですから、できるだけ早く病院に連れていってくださいね。

なんとなく、太ってきたなあってこともあります。

子猫って成長が早く感じるので、お腹が膨らむのも成長の一貫なのかなって思いがちです。

成長の過程でお腹が異常に膨らむことはないので、何らかの原因が考えられます。

便秘や食べ過ぎといったような一過性の問題ならいいのですけど、病気が原因の場合も考えられるので、子猫の様子をしっかりと観察しながら適切に対処してくださいね。