保護した子猫が飼えないとき引き取りしてもらう方法
2018/06/28
子猫を飼うことが困難になることがあります。そのときは断腸の思いとは思いますが、子猫の引き取りをお願いしなくてはいけません。
それでは、子猫が飼えないときにはどうしたらいいのでしょうか。子猫の引き取りはどこが適しているのでしょうか。
手放す子猫の幸せを考えるのでしたら、そのような引き取り方法があるのかを考えてみました。
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子猫が飼えない…そういった場合に引き取りしてもらう方法は?
せっかく子猫を保護しても自分の家では飼えない…そのような場合は多いと思います。
捨て猫だったら素通りはできません。とりあえず保護してその後に引き取り手を探すというのは子猫の保護を考えると常套手段と言えるでしょう。
子猫が飼えない状況は様々です。
保護した子猫を飼うことができないというのが一番多いでしょう。
子猫が生まれた場合も、たくさんの子猫の面倒を見ることができないという場合もあると思います。
里親を募集する
子猫が飼えなくなる事情は様々です。
しかし、子猫が飼えない事実は変わらないので、まずすべきことは里親募集です。
まずは、近所や友人知人を頼ることから始めます。
子供がいる家庭でしたら、子猫も飼いやすいかもしれないので、そのあたりも頭に入れておきましょう。
里親募集の張り紙を貼らせてもらえるようなお店を探すのも一つの方法です。
里親募集をしてくれるサイトもある
ネットでは、里親募集をしてくれるサイトもあります。
写真とプロフィールを添えて投稿するだけという簡単なものです。
サイトを見てくれるのは全国の人ですから、地域限定にしないと遠くの人からの問い合わせの場合は子猫の引き取りが難しくなる場合もあるので注意したほうがいいでしょう。
里親募集の際の準備
里親募集をしてすぐに里親が見つかる場合もありますが、実際にはすぐに里親が見つかることのほうが稀です。
また、ずっと見つからない場合もあります。
いずれにしてもそれまでは、飼い主が責任をもって子猫の世話をしなくてはいけません。
そのためにもしつけは必要ですし、ワクチンの接種や避妊や去勢の手術もしなくてはいけません。
反対に考えると、里親になるためのネックとなるのが費用の問題です。
引き取りをお願いする立場ですから、ワクチンの接種と避妊の手術は飼い主のほうで行っておくと、里親募集もしやすいでしょう。
ノミやダニのチェックをしっかりと行う
ノミやダニのチェックもしっかりと行ってください。
これは、ワクチン接種や避妊・去勢手術に匹敵するくらいのアピールポイントとなります。
実際に里親になる人が気にするのは、ワクチン接種と避妊手術の問題、そしてノミやダニです。
室内飼いが基本となるので、飼う際に気にするのはノミやダニの問題だからです。
そのため、里親募集をする場合は、「ノミやダニの完全駆除済み」といったことを全面的にアピールするとより効果的に里親募集ができると思います。
もっとも、最近の里親募集では、ある程度ノミやダニの駆除というのは基本的には里親に出す側が責任を持って行う必要があるという暗黙の了解があることも忘れてはいけません。
里親が見つかるまでに、子猫のノミ・ダニの検査を受けるのはある意味里親の責任と考えてもいいと思います。
里子に出してからノミやダニが発見されてしまうと、里親にノミやダニの駆除の負担をしてもらうことになるので、その点には注意したいところです。
そのため、ノミやダニのチェックを病院できちんと行うようにしておくと安心です。
ノミのチェックは大変という人もいるかもしれません。ノミを見つけることができなくても、子猫が寝ているときなどに、子猫の毛の中に黒い小さな粒が点在しているようでしたら、ノミの糞の可能性が高いですよ。
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トイレのしつけもできたら…
子猫の場合というか生後まもなくの場合はトイレトレーニングはできない場合が多いです。
というよりも、この場合はトイレのしつけをきちんとしてから里親に出すのがマナーと言えるでしょう。
何もしていないよりもトイレトレーニング済みといったほうが里親募集の際のアピールポイントになりますよ。
子猫のトイレトレーニングは比較的簡単です。
というよりも猫は本来綺麗好きですから、トイレも同じ場所ですることが多いのです。
ですから、うんこやおしっこをしたくてそわそわしている素振りを見せると、すかさずトイレシートの上に連れていくようにしたらそれだけで、トイレトレーニングはいつのまにか終わることが多いんです。
里親募集をするタイミングにも気をつける
すぐにでも子猫の引き取りをお願いしたい場合もあるでしょう。
しかし、時間的な余裕がある場合は、ワクチンの接種や避妊・去勢手術、ノミやダニの除去、トイレトレーニングなど飼い主がしなくてはいけないことは多いです。
里親になろうという人も、費用負担で二の足を踏んでしまう人も少なくありません。
ですから、ワクチン接種や避妊の手術などは特にお金のかかる問題ですから、その費用負担がないということは、かなりのアピールポイントになりますよ。
犬と違って猫の場合は、毎年の予防接種などの費用負担がないので、最初にワクチンの接種をしておいてもらい、さらに避妊手術が完了しているのでしたら、極端に言うとあとは食べ物の問題だけですから、費用の負担は劇的に下がるので里親になりやすいということですね。
里親に出す時期はいつがいいの?
生後まもなくの子猫を里親に出すのは無謀といえます。
できるだけ、子猫が落ち着いてからでないと、子猫の命の危険もあるからです。
それで、子猫の引き取りのタイミングですが、子猫の離乳が済んだときがベストだという説が根強いです。
しかし、社会への適応はこれからという段階です。性格形成もこれからという段階ですから、子猫にとっては離乳後はもっとも大切な時期なのです。
ですから、里子に出すタイミングも生後2ヵ月以降になってからがいいでしょう。
子猫を里親に出す際のまとめ
子猫のワクチン接種は必須と考えてください。これをしているかしていないかは里親募集の際の大きなアピールポイントとなります。
避妊手術もできればしたいのですが、生後6ヵ月以降にならないと避妊手術をしてもらえないことが多いです。
離乳後すぐに里子に出すのでしたら、避妊手術は里親にまかせなくてはいけないですね。
それと里親については誰でもいいというわけではなく、人柄や経済力なども気にした方がいいですよ。
子猫の病気に無頓着であったり、病院で診てもらうお金がもったいないというような人に里親になってもらうと子猫がかわいそうですからね。
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