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子猫の目が開かない7つの原因と対処法。通常は2週間ほどで開きます

   

子猫は生後10~16日ほどで通常目が開きます。

しかし中には目が開かない子猫もいて、そんなときは何らかの開かない原因が考えられます。

もっとも多い原因は目やにですが、他にも感染症や病気の可能性もあります。

今回は、子猫の目が開かない原因と対処法についてをご紹介します。

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子猫が目を開く時期

子猫が目を開く時期は、生後10日~16日のあいだになります。

もちろん個体差が大きいことなので、成長の早い子猫は10日より前に開きますし、成長の遅いこは3週間かかる場合もあります。

 

目を開くことに問題がないなら、生後3週間ほどをみていればいいでしょう。

3週間たっても目が開かない場合は、何らかの開かない原因が考えられます。

 

子猫の目が開かない原因

・目やにが多すぎて張り付いている

・カリシウイルスやヘルペスウイルスなどの目やにが多い感染症にかかっている

・結膜炎や角膜炎といった目の病気になっている

 

・目が充血している

・目に傷が入っている

・生まれつき瞼が逆さになっている(眼瞼内反症)

・目の手入れをしていない

 

子猫の目が開かない原因として、このような原因が考えられます。

 

原因が病気や感染症の場合

目が開かない原因が病気や感染症の場合は、そのとき目やにを取り除いたとしてもすぐにまた目やにが出てしまいます。

目やにを取ることがよくない病気もあるので、瞼が赤くはれていたり、ただれているときは病院へ行きましょう。

 

また、目やにを取り除いても、目が充血していたり、目に傷が入っている場合も目を開けてくれません。

生まれつき目に傷が入っている子猫もいます。

この場合、傷の度合いによりますが、一生目を開かないこともあれば、時間がかかっても自然の治癒力で傷を回復させ、目が開くこともあります。

 

目のお手入れを欠かさずに

母猫がいる場合は、子猫の顔をぺろぺろと舐めてあげて毛づくろいをしてくれます。

このとき顔も舐めるので、それで顔の清潔が保たれて、目やにもきれいになります。

 

母猫がいない場合は、2日1回はガーゼなどで目の周りを掃除してあげて、清潔さを保つようにしましょう。

とくにチンチラなどの鼻が短い種類の猫は、目やにがたまりやすいという構造上の問題があります。

 

目を触らない

やってはいけないこととして、目を触ったり、無理やり目を開けようとしてはいけません。

目を触ると痛い場合もあり、ちゃんと処置して目が開けば問題なかったはずなのに、強制的に開かせることで取り返しがつかない自体になることもあります。

目を少し触れるだけでも嫌がる場合は、目に痛みが生じている可能性があります。

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目が開かない原因の目やに

猫は目やにが多く、付着しやすい動物です。

目やにがでる仕組みは人間も犬も猫も変わりないのですが、猫はほかの動物に比べると目やにで悩まされることが多いです。

原因はなにかというと、目やにが出やすい病気や感染症に、子猫はかかりやすいという背景があります。

 

・クラミジア

・ヘルペスウイルス

・カリシウイルス

 

このような感染症にかかると、目やにが大量にでて、目やにで瞼が張り付いてしまい目が開くことを邪魔します。

とくに野良猫を拾った場合は、感染症にかかっていることが多いので、一度病院で診てもらいましょう。

 

これらの感染症は喧嘩などのほかの猫との激しい接触がなくても、くしゃみや鼻水、よだれなどで感染するため、非常に感染力が高いです。

野良猫の8割は、何らかの感染症を保有しているとされています。

 

わたしは何度か野良猫を拾いましたが、たいていは目はぐちゃぐちゃに涙が出ていて、目が張れていたり、目やにが大量に出て成猫でも目を閉じていたりするこが多いです。

猫は目が大きい分、目のトラブルがつきものなんですね。

 

目やにの取り方

綿棒やガーゼ、コットンを用意して、ぬるま湯も準備します。

綿棒をぬるま湯につけて、綿棒を目やにがあるところで動かし、優しく取り除いていきます。

 

目やにが固まっている場合は、綿棒を目やに数十秒あてて、よくふやかしてから取り除きます。

一度に一気にとってしまうのではなく、ふやかしてから少しずつふき取ることを意識してみてください。

 

ウェットティシュはアルコールが含まれている可能性があるので、目に刺激があるので使わないでください。

猫の目はまん丸く、外に眼球が飛び出しているので、ごしごしこすったりしてはいけません。

必ず優しくこすり、子猫が大人しくなっているときを見計らって行いましょう。

 

目が開かないぼろぼろの野良猫

成猫だったのですが、以前拾った野良猫で、拾ったときは目は開いていないわ体はぼろぼろだわで、酷い状態だったこがいます。

 

こんな感じで病院へ連れていったんですが、診断は疥癬(かいせん)というヒゼンダニによる感染症が原因でした。

肌も毛が抜けて痛々しい状態だったのですが、病院での治療とお家での看病により、回復することができました。

目をぱっちりと開けると驚き!

 

なんと目の色が違うオッドアイだったんです。

オッドアイの猫は人気が高いので、里子に出すとすぐに引き取り手が見つかりました。

本当に猫の目って透き通っていてくりくりしていてきれいですよね。


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