ポイントを抑えれば簡単!失敗しらずの子猫のトイレの教え方
子猫は生後1か月をすぎたあたりのころから、手助けなしで自力で排泄ができるようになります。
そのとき覚えて欲しいのがトイレの場所ですが、猫は頭がよくきれい好きな生き物なので、トイレはすぐに覚えてくれます。
今回は、子猫のトイレの教え方や回数、便秘や下痢についてなどをご紹介します。
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子猫のトイレ回数
子猫は生後3~4週間目あたりまでは、母猫からお尻を舐められて排便を促されないと排泄ができません。
母猫がいない場合は、人がお尻を濡れティッシュなどで刺激してあげればOKです。
生後4週間たったあたりから、自分で排泄ができるようになります。
おしっこはだいたい、1日平均2~4回ほどが健康的な目安です。
排便は、1日1回していれば健康です。
食べているエサが高品質な場合は、排便が1.5日に1回ほどと、便をする回数が少なくなります。
便秘は2日から
便秘の目安は、2日排便がなければ便秘だといえます。
とくに子猫のあいだはまだお尻の筋肉が弱いので、便秘になりやすい傾向があります。
便秘は軽症のうちに改善していないと、癖がついて成猫になってからも便秘がちになってしまうことがあります。
2.5日たっても便がでないようなら、早めのうちに病院へ連れて行きましょう。
下痢は3回続くと危険
下痢は3回続けておきると、脱水症状が進行しているサインです。
子猫は脱水症状になると、症状が悪化しやすく、体が小さいほど危険です。
下痢のときはできるだけ水を飲ませるようにしましょう。
ドライフードを与えている場合は、ウェットフードにするだけでも水分を多く含んでいるので、水分量を多く保てます。
ドライフードのほうが健康によいと思い、ドライフードだけを与えている飼い主もいますが、猫は水をたくさんは飲まないという習性があります。
そのため、脱水症状を防止する意味でも、日ごろからウェットフードを与えておいたほうがいいです。
子猫がトイレをしない場合
子猫がトイレをしない原因は、以下の理由が考えられます。
・自力で排泄がまだできない
・環境の変化などのストレスを感じている
・猫下部尿路疾患などの病気の可能性
どのような原因だとしても、おしっこが出ないでない場合は、子猫にはかなり危険な状態です。
丸2日間おしっこが出なければ、すぐに病院へ連れて行きましょう。
自力で排泄ができない
生後1か月までの子猫は、自力で排泄をすることができません。
とくにもともと体が弱く、お尻の筋肉が弱い子猫は自力で排泄できるまで通常より時間がかかります。
母猫がいればお尻をなめて排泄を促してくれるのですが、母猫がいない場合は人間が排泄するのを手伝わなくてはなりません。
詳しい排泄方法は、「捨て猫を拾っても大丈夫!生後0日~5か月の子猫の育て方。ミルクから排便まで」をご覧ください。
ストレスの影響
子猫はストレスの影響を受けやすく、環境の変化や騒音など、ちょっとしたことでもトイレができなくなってしまいます。
子猫に多いパターンが、子猫を譲り受けて、母猫や兄弟の元から離したというときです。
今までお世話してくれていた母猫がいなくなるというのは、強いストレスになり、自分で排泄ができていた子猫でも、急に排泄ができなくなることがあります。
この場合は、もう一度赤ちゃんのときのように、お尻を濡れティッシュを使い刺激してあげることで排泄がしやすくなります。
お世話をしてくれる人がいるんだという安心感を与えることも効果的です。
早く子猫と仲良くなって、寂しさを感じさせなくしてあげましょう。
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子猫にトイレを教える方法
猫はキレイ好きで賢いので、子猫でもトイレを教えればすぐに覚えてくれます。
母猫がいる場合はかんたん
母猫がいる場合は、トイレを覚えるのは簡単です。
子猫は母猫がしている行動をみて、狩りの仕方から生活に必要な動作までを覚えるので、母猫がトイレを使っていたら、最初からトイレで用を足すことができます。
トイレを1匹1個ずつにしたからったら、トイレをもう1つ隣に置いておけば、どちらかがそちらを使うようになります。
母猫がいない場合のトイレの教え方
母猫がいない場合は、人間がトイレを教えなければなりません。
子猫がトイレをする前のしぐさとして、以下のような行動が見られたら、すぐにトイレに連れて行きましょう。
・家具やカーペットなどの匂いをかぎだす
・何かを探しているように、首を動かしながら動く
・お尻をふりふりさせる
・床で爪をとぐ
・触られるのを嫌がる
トイレのポイント
トイレに子猫を連れて行ったら、あとは自分で勝手に排泄することができます。
ポイントは、子猫が排泄しやすいと思ってもらえるトイレ環境を作っておくことです。
猫が好きなトイレポイントは以下のようなトイレです。
・排泄物がなく清潔である
・トイレの砂が好み
・静かな場所にある
・体より大きいトイレ
猫がトイレでなによりも重要視するポイントは、トイレが清潔であるかどうかです。
多頭飼いしている場合、トイレに排泄物があると嫌ってしてくれない可能性が高いので、しっかり取り除いておきましょう。
頭の良いこなら1回トイレに連れて行っただけで覚えてくれます。
通常でも、2~3回も繰り返せば「ここがトイレなんだ」と認識してくれます。
トイレをしないとき
トイレに連れて行っても排泄してくれないときは、お湯に濡らしたティッシュで、お尻をふきふきして刺激します。
ここでおしっこをしてくれれば、高確率でトイレを覚えてくれます。
こんなかんじですね。
トイレをしたくないときにしてもなかなか出ませんが、上記のようなタイミングを見計らってすれば効果があります。
おすすめのトイレ
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トイレの清潔を保つのにおすすめなのが、システムトイレです。
針葉樹のチップと消臭シートでおしっこを吸収するので、臭わずにいつでも清潔なトイレが保たれます。
便だけを1日1回取り除けばいいので、手間もかからず楽にお世話することができます。
チップとシートを取り替える頻度は、1週間に1回が目安です。
トイレのお手入れ方法
システムトイレを使う場合は、1週間に1回のペースで、チップとシートを交換します。
交換するときに、除菌のティッシュなどでトイレ全体をふきます。
とくに角はおしっこの飛び散った跡がついているので、よくふき取ります。
接合部分はこびりつきやすいので、ここも丁寧にふき取りましょう。
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