子猫のノミ退治方法。お風呂に入れるのは生後3週間からOK
2018/06/19
子猫を家に迎え入れると気になるのがノミ対策ですね。
子猫をすぐにお風呂に入れたらいけないので、場合によってはノミが子猫の体に巣くってしまうこともあります。
特に捨て猫や拾ってきた子猫の場合はそういったケースが多いですよ。
今回は、子猫のノミ退治方法をご紹介します。
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子猫をお風呂に入れるのはいつから?
ペットショップなどで購入した子猫でした、生まれてから2~3ヶ月くらいは経過しているのがほとんどです。
ワクチン接種などが済んでいる場合でしたら、問題なくお風呂に入れてもいいでしょう。
ただし、環境が変わっていて、怖がって体が震えているような状態でしたら、お風呂に入れるとさらにストレスが溜まる場合もあります。
そのため、今の環境に慣れるまで待つというのもいいでしょう。
ペットショップで購入した子猫の場合は、家の環境に慣れさせてからでも遅くはありません。
野良猫の場合はどうしたらいいの?
子猫が、元々野良猫で拾ってきた場合でしたら、外で暮らしていた頃に付いた汚れがすごいことでしょう。
まず飼い主がすること子猫の体の汚れをとってあげることです。
ここで、お風呂に入れるのはまだ早いです。汚れだけを落としてあげるようにしましょう。
まず、第一優先で行いたいのは病院へ連れて行って、子猫の体の検査をしてもらうことです。
ノミやダニの駆除などはそのときにしてもらうこともできます。
まずは必要な診察を受けるようにしましょう。
捨て猫の場合、もともと野良の場合でしたら、衰弱していることが多いので、まずは診察ということですね。
ですから、野良猫なので汚れているのは当然で、拭き取るくらいはいいとしても、すぐにお風呂に入れて洗うのは待ったほうがいいです。
そして、病院ではワクチンの接種などをしてもらいます。さらにノミやダニの駆除も行います。
お風呂はそれからということになりますが、これも環境に慣れるまで待ったほうがいいです。
子猫の場合は体温調節ができていないので、適切な入浴をしないと後で体が冷え切ってしまって、衰弱している場合はそのまま死んでしまうこともあります。
ですから、人間との信頼関係を優先するようにしましょう。
拾われていきなり濡らされると、子猫にとっては大きな不安を感じてしまうことになるのです。
お風呂に入れるのは体温調節がきちんとできるまで
捨て猫の場合、あるいは拾ってきた野良の場合は生後何週間かはわからないことが多いです。
しかし、4本の足でしっかりと歩けているようでしたら、時期的にお風呂に入れても問題ありません。
時期的なことでしたら、生後3週間で子猫の場合はお風呂に入れてもいいようです。
これは、生後3週間立てば体温調節が自分でできるからということです。
お風呂に入れてからノミを退治する、といったように考えている人も多いと思います。
実際にペットショップではノミやダニ退治の薬などが売られています。
ノミ退治は病院まかせがいいかも
しかし、ノミやダニの場合は、病院で駆除してもらうのが一般的です。
いずれにしても子猫を拾ってきた場合、まずしなくてはいけないのが病院で健康状態のチェックです。
体力に問題がないようでしたら、ワクチンの接種も同時に行ってもらってもいいでしょう。
自分でエサをあげるのが不安な場合は病院で診てもらうといった方法がとれる病院もあるようです。
また、ノミ退治は病院にまかせるようにしましょう。
病院でも同じように、ノミ退治の薬などを使って退治してくれます。
病院の場合でしたら、生まれてからどのくらい経っているのかも教えてくれます。
お風呂なども先生からゴーサインが出たら大丈夫です。
あまりにも早くお風呂に入れてしまうと、体温調節が子猫の場合はできないので、お風呂に入れると温まった反動で体が冷えてしまって、低体温症になってしまうこともあるのです。
命にも関わることになるので、早めのお風呂は絶対に避けるようにしましょう。
ノミ退治はどのような方法でするの?
子猫のノミ退治ですが、これは基本的には前述したように病院まかせでいいと思います。
ダニはお風呂に入れることでそのうちいなくなります。
しかし、ノミはお風呂に入れるくらいでは退治できないのです。
また、下手に子猫からノミを追い出してしまうと、家の中にノミが巣くう場合もあるのでそれも困りますよね。
ですから、ノミ退治は病院にまかせるのが一番の方法なのです。
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家でノミ退治をする場合は?
それでも、自分でノミ退治をする場合もあるでしょう。
猿などはノミを見つけては器用につかまえて手で潰してしますが、人間では無理だと思います。
それでも実際にノミを見るとかなりの大きさですから、捕まえるのも用意かもしれません。
お風呂に入れることでノミを簡単に退治できると思っている人も多いようですけど、頻繁にお風呂に入る人間ならそうなのですが、頻繁に入浴をしない子猫の場合は、やはりノミ退治専用の薬を使ったほうがいいでしょう。
病院でも使っているものが市販されているのでそれを使います。
猫の体に塗ってあとは洗い流すだけです。そのまま排水溝に捨てたいのでお風呂でノミ退治の薬を使うようにしましょう。
子猫を結果的にお風呂に入れる形になるので、体温調節ができる生後3週間以降というのを厳守するようにしてください。
子猫のお風呂の入れ方
子猫の初めてのお風呂となると、かなり暴れるのは覚悟したほうがいいです。
最初から、お風呂大好きという動物はなかなかいません。
暴れて、引っかかれることもあるので、お風呂に入れるまえに、子猫の爪を切っておくといいでしょう。
そして、お風呂に入れる前にブラッシングをして抜け毛を取り除くこと、そして簡単に汚れを落としてあげましょう。
それから、たらいかバケツがあればそれを使いますが、子猫ですから、洗面器でも十分です。
お湯は人間でいうとぬるま湯で、温度は35~37度くらいを目安としてください。
少しぬるいかなという感じでしたら十分です。
ボディシャンプーは猫専用のものがいいです。人間用のシャンプーでは刺激が強すぎるからです。
意外とお風呂好きになるかも
子猫をお風呂に入れる頻度ですが、年に数回と聞くと少ないと感じる人もいるかもしれません。
外に出ていく猫なら、汚れがひどくなったときに洗ってあげたらいいのですが、室内飼いで外に出ない猫でしたら、必要でないかぎり、年に1回あるいは2回でも十分なくらいなのです。
猫は汗もかきません。それに自分の体を舐めることで清潔な状態を保っているのです。
ですから、基本的に子猫をお風呂に入れるというのは、年に数回程度と考えてもんだいありません。
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