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子猫を病院へ連れて行くタイミング。検査費用は初期で3万円かかりました。

   

わたしは何度か生後間もない子猫を拾ったことがありますが、病院へ連れて行くとノミダニはもちろん、高確率で寄生虫もいました。

子猫は体調が急変することも多く、早めに病院で診てもらう必要があります。

今回は、子猫を病院へ連れて行くことについて、費用やタイミング、連れて行く方法などをご紹介します。

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子猫を拾ったらまずは病院へ

子猫を拾ったら、できればその足で動物病院へ行くことがベストです。

家に先住猫がいるなら、病気が移る可能性を考えたらなおさらです。

当日が無理な場合は、次の日など時間を作って早めに病院へかかりましょう。

 

・喧嘩をしたりカラスにつつかれたり、ケガをしている可能性がある

・感染する病気を持っている可能性がある

・ノミ、ダニがいる

・腸内に寄生虫がいる

・弱っていて脱水症状を起こしているかもしれない

・早く処置すれば助かる体調、病気かもしれない

 

このような理由から、野良の子猫を拾ったらまずは病院で検査を受けます。

わたしは何度か子猫を拾いましたが、まず100%ノミ、ダニはいます。

 

8割がた腸内に寄生虫もいて、お尻にわきだしているこもいました。

生後4か月未満の小さな子猫だと、カラスにつつかれたりして、毛に隠れて見えにくいものの、ケガをしている子猫も多いです。

 

1匹は目が飛び出していてぎょっとして病院へ連れて行き、処置してもらい、そのこは一生片目の人生になりました。

それでもその傷を早く治療して感染症を防いだことで、命を取り留めることができました。

 

先住猫がいる場合

家に先住猫がいる場合は、子猫が病気をもっていると感染してしまうので、完全に隔離しましょう。

部屋を分けて、お皿を別にして、子猫を触った手は石鹸でよく洗います。

 

猫白血病や、猫エイズなど治療が効かない重篤な病気を感染させてしまっては、元も子もありません。

わたしの経験からいうと、5~7割くらいの確率で、重篤な病気を持っています。

なんの病気ももっていなかったらかなりのラッキーで、運が良かったとしかいえません。

 

病院へ連れて行くタイミング

子猫を病院へ連れて行くタイミングは、拾ったらまずは早めに1回行きます。

そこで子猫の体調にあわせた、ワクチン接種の時期も説明されるので、初年度は2~3回ワクチン摂取のため病院へかかることになります。

 

その後は1年に1回、ワクチン接種と健康診断が必要になります。

野良の経験がない子猫は、生後1か月を目安に一度病院へ連れて行きましょう。

 

順調に育っているようでも子猫の時期は変調をきたしやすい時期です。

健康に育っているか診てもらい、ワクチン接種のためのタイミングを教えてもらいましょう。

 

病院での費用

野良の子猫を病院で診てもらう場合は、初期費用として2~3万円ほどがかかります。

 

・診察料

・初診料

・触診

・血液検査

・検便

・ノミ、ダニ、寄生虫の駆除薬

・怪我の治療

・抗生剤

・爪切り

 

うちがかかっている動物病院では、野良子猫の初診ではこれだけの項目があります。

締めて、合計22660円の費用となります。

動物病院のなかでは安い部類です。

 

これにケガの治療や寄生虫の治療でお泊りしなければならないと、さらに1泊につき2500円ずつ加算されます。

ケガをしている場合や、検査結果に問題がある場合は、1週間後くらいに再検査があります。

 

このときは子猫の症状によって料金は変わりますが、ケガをしていた子猫の場合2回目の費用は7600円ほどでした。

2回目の診察まで含めると、初期費用は30260円ほどかかったことになります。

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病院でわかること

病院へかかれば子猫のいろいろなことが分かります。

 

・大まかな誕生月

・生後何か月か

・病気はあるか

・体調は健康か

・ごはんは何をどのくらいの量与えたらいいか

 

このようなことが分かるので、今後育てていく方針が決まります。

里子に出す場合でも、このくらいの情報は必要最低限なので、しっかりメモしておきましょう。

 

野良猫はじゅうぶんにご飯が食べれていなかったので、見た目は生後2か月に見えるのに、じつは生後3か月にはなっているということがよくあります。

この場合は、ドライフードに記載されている量の3か月分の量を与えて、早く体重を上げなくてはなりません。

 

体重が標準未満の場合は、記載されている量より多く与えて大丈夫です。

ただし、1回でたくさん食べると下痢をしてしまうので、小分けにして与えましょう。

 

ノミ・ダニ治療は病院がお得

ノミ・ダニ胎児の薬はペットショップでも売っていますが、病院での治療に比べると効果は半減します。

わたしもペットショップで売っていたノミダニ薬を使ったことがありますが、効果は50%ほどで、まだノミダニがいるので病院で処置してもらうしかありませんでした。

 

無駄にお金を使ってしまうことになるので、最初から病院へお任せしましょう。

最新の治療では、以前はノミダニにしか効果がなかった治療でも、さらに腸内の寄生虫に効く治療まであわせて行えるので、お得です。

 

病院にお任せはできない

捨て猫の子猫を拾って病院へ連れて行くと、「病院が里子のことなど、すべて何とかしてくれるんだろう」と思っている人がいます。

しかし、まず動物病院は捨て猫に対してなにもしてくれません。

 

とくに捨て猫を連れてきたのだから、治療費は無料なはず、と思っている人も中にはいますが、もちろん費用はすべて連れてきた人が払うことになります。

子猫を預かり里子を探してくれる病院もありますが、あったとしても1日費用は2000円ほどかかります。

 

病院へ連れて行くときは箱に入れる

病院へ子猫を連れて行くときは、必ず何か箱にいれて連れて行きましょう。

猫は知らない場所、とくに病院は猛烈に嫌がるので、子猫といえでもすごい力で暴れてきます。

 

拾ってからすぐに連れて行くなら、その辺の段ボールでも構いません。

ベストなのは、猫用のキャリーバッグに入れて連れて行くことがもっとも安全です。

病院によっては箱なしでは入れない、暴れる猫は洗濯ネットに入れなければならないというルールがあります。

 


リッチェル キャンピングキャリー ダブルドア S ブラウン

 

うちでも使っているおすすめのキャリーケースは、リッチェルの「キャンピングキャリー」です。

猫専門病院でも推奨しているキャリーケースで、日本製で強度が抜群です。

 

これなら災害時にも安心して猫を入れておけます。

入口が前から、上からと入れられるので、入るのを嫌がる猫でも入れることができます。

中はけっこう広いので、エリザベスカラーをしていても大丈夫でした。


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