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子猫をダンボールで飼う方法。好きな理由は独特の匂いのせい!?

   

猫はみんなダンボールが大好きで、中に入って遊んだり、壊して遊んだりと、興奮していることが分かります。

子猫の時期は、段ボールで子猫を飼うことも多く、とくに捨て子猫を拾ったときにダンボールは重宝します。

今回は、子猫をダンボールで飼うことについて、ダンボールを好きな理由についてをご紹介します。

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子猫がダンボールを好きな理由

独特な匂いが好きだから

ダンボールはあのダンボールとしか言えない独特な匂いがあります。

猫の嗅覚は人間の何十万倍とされているので、人が感じられるほどの独特な匂いなのですから、猫からするととても面白い匂いに感じるのだと思われます。

 

何か本能をかきたてられるような、野生を思い出すような匂いに感じるのでしょう。

とくに子猫のころはまだ野生の本能が強く残っており、野性味を強く発揮する時期です。

子猫にダンボールを与えると、少し目を離していたすきにぐちゃぐちゃに崩壊していたなんてこともあります。

 

歯が痒いから

子猫特有の症状として、乳歯から永久歯に生え変わる時期は、歯をむずがゆく感じます。

それで、大好きな段ボールをかじって、歯の痒さを軽減させているという説があります。

 

うちの子猫も、歯の生え変わりのころはよくダンボールをかじっていましたが、成猫になった今は、ダンボールを出しても大人しくその中に入っているだけで、かじることはありません。

子猫によくみられる特徴だといえます。

 

暴れると壊れるのが楽しいから

ほとんどの物は猫がアタックしたくらいでは壊れませんし、壊してしまったら困るものは隠すので、猫が何かを破壊するということはほとんどありません。

その唯一の例外が、段ボールです。

 

段ボールはアタックしても痛くないですし、穴から手を出すこともできるし、かじって破壊することも可能です。

そのぐちゃぐちゃにする過程が、まるで狩りをしているようで楽しく感じられるのでしょう。

 

じっさい、うちの猫を見ていると、段ボール遊びが激しい猫のほうが狩りが上手で、よく虫を捕まえています。

段ボールで大人しく遊ぶ猫は、虫捕りも下手で、小さな虫にもよく逃げられています。

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子猫を段ボールで飼う方法

捨て猫などを拾って、いったん子猫を段ボールで飼う方法があります。

わたしも子猫を拾ってきたら、とりあえず段ボールにいれて、先住猫と隔離しながらお世話します。

 

段ボールにはタオルや毛布を敷いて、温かく、眠りやすいようにしましょう。

小さいうちはジャンプできないので脱走されることはありませんが、少し大きくなると段ボールくらいではすぐに脱走してきます。

 

これは生後25日の子猫ですが、このくらい小さな高さの段ボールだと、少し動いてくると破られます。

段ボールで飼う場合は、もう少し背の高い段ボールでないといけません。

 

段ボールで飼えるのは2~3か月まで

段ボールで子猫を替えるのはいつまでかというと、生後2か月~3か月のあいだが限度だと思います。

その間に段ボールをジャンプして脱走してしまうか、穴を開けてしまうかで破られてしまいます。

 

猫を部屋に放して飼うつもりがない場合は、ケージに移動させる時期です。

できれば猫はのびのびとスペースを使う動物なので、ケージなしで、お部屋や家全体で飼ってあげてください。

ケージ飼いする場合は、最低でも猫が上下運動できる高さがある、3階建てのケージを選びましょう。

 

のりづけのダンボールを使う

ダンボールは必ずのりづけでできていて、くぎ打ちではないダンボールを使用しましょう。

釘打ちだとそれをかじってしまい、口内を傷つけたり、足に刺さってケガをする事故があります。

水や果物など、重いものが入っていた段ボールは釘打ちされているものが多いので注意しましょう。

 

高すぎるダンボールは危険

子猫といえども、大きくなってくるとジャンプ力が増してきます。

何度も挑戦して、助走をつけてジャンプしてくるので、「こんなに高さがあるのに?」と思うほどの高さを超えてきます。

 

それであえて高いダンボールにしておくと、超えられたときが恐いです。

超えてしまい、着地はまだうまくすることができないので、高い場所から落下するとケガをしてしまいます。

子猫はいずれダンボールを飛び越えるものと思い、あまり高すぎないものにしましょう。

 

どうしても段ボールから出たい子猫たち

 

こちらも段ボールから続々と子猫が脱出しています。

子猫の背丈から考えると、脱出するのは無理だろう、と思われますが、子猫はやはり猫。

瞬発的なジャンプ力が強く、何度か挑戦するとこのくらいは届いてしまいます。

段ボールで飼う場合はいずれは脱出されることを覚悟しておきましょう。


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