子猫に最適な室温。気を付けたい夏と冬の暑さ、寒さ対策!
子猫のあいだは、室温に十分注意していなければなりません。
とくに生後2週間目までの子猫は、自分で体温調節がまだできないので、夏はクーラーで冷やしたり、冬は暖房で温める必要があります。
2週間をすぎれば、成猫と同じ室温で大丈夫ですが、子猫は風邪をひきやすいの気を付けなければなりません。
今回は、子猫が健康に過ごすための室温について、とくに気を付けたい夏と冬についてをご紹介します。
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子猫は生後2週間目まで室温に注意
子猫が自分の力で体温を調節できるようになるのは、生後2週間目ほどの時期からです。
それまでは自力で体温調節ができず、母猫がお腹で子猫を温めてあげていなくてはなりません。
捨て猫などの場合、母猫がいない場合は、人間が室温をしっかり管理してあげないと危険な状態になります。
生後2週間目を目安に、室温にはじゅうぶんに注意しましょう。
生後1週間目までは室温30度
生後1週間めまでの子猫に最適な室温は、約30度前後と少し高めの室温になります。
温かくしてあげて、体温が冷めないようにということですね。
夏ならクーラーをつけたくなる温度ですが、このくらい高めに設定しましょう。
生後2週間目からは成猫と同じ室温でOK
生後2週目をすぎたころから、まだまだ小さい赤ちゃん猫ですが、成猫と同じように体温調節ができるようになります。
そのため、室温は18度~28度、湿度は40~60%を目安に設定するのがベストです。
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季節に寄っての室温
子猫の夏の室温
猫は砂漠地帯出身なため、じつは暑さに強い動物です。
子猫のあいだは少し温かめな室温が望ましいので、室温は「27度~29度」を目安に設定しましょう。
人間でもあまり涼しいとは感じず、Tシャツでいれば問題ないかな、くらいの気温がベストです。
子猫のあいだは風邪をひきやすいので、夏だとどうしてもクーラーをきかせがちになるので、室温が下がりすぎないように注意します。
暑がりな人がいる場合でも、どんなに下げても26度までが限度です。
それ以上下げてしまうと、風邪をひきやすくなり、くしゃみや鼻水が出やすくなります。
クーラーが入っている部屋と、入っていない部屋があると思いますが、子猫の寝床はどちらの部屋にも作っておきましょう。
子猫が自分で体温調節できるようにどちらの部屋にも行けるようにしておいて、どちらの部屋でも眠れるの環境がいいです。
室温の感じ方は個体差によるところが多く、クーラーが入っている部屋では寝ないという子猫もいます。
じっさいうちの子猫のさくらちゃんは、どんなに暑い35度とかの真夏日でも、クーラーの部屋は嫌みたいで隣の暑い部屋の押し入れのなかで寝ています。
押し入れって暑くないの?と思いますが、意外とひんやりしていて少し温度が低いんですよね。
このように、人工的なクーラーの風は受け付けないという子猫もいるので、子猫が自分で調節できる環境が必要です。
子猫の冬の室温
猫は寒さに弱い動物で、とくに子猫のころは室温が低くなり体温が下がってしまうとすぐに風邪をひいてしまいます。
11月からはとたんに寒くなるので、冬の室温は18度~22度を目安にしましょう。
このくらいの室温だと、人は厚着をしていますから温かく過ごせます。
子猫も冬毛をしているので、それほど寒さは感じないはずですが、それでもさらに暖を求めてくる猫がいます。
子猫のさくらは20度ほどに暖房で室温を温めたうえで、さらにこたつに入ってぬくぬくしています。
こたつに長く入ると低温やけどの危険があるので、こたつは弱~中の温度設定にしています。
こたつの中の温度は26度ほどなので、子猫はちょっと温かすぎるくらいのほうが好きなこが多いです。
室内の温度を快適に保つ方法
夏の対策
・クーラーをいれる
・窓を網戸にして風通しをよくする。31度くらいまでだったらこのくらいでOKです。
・押し入れを開けておく(ひんやりしているため入ります)
・直射日光が入らないように、カーテンで日陰を調節する
日本の夏は暑いので、クーラーで室温調節するのが一番です。
とくに留守にする場合は、防犯上窓も閉め切らないといけないので、夏日になる日はクーラーは必須です。
クーラーをかけている部屋は閉め切らず、ドアになにかかませて子猫が出入りできるように少し開けておきましょう。
クーラーで少し寒くなったら、ほかの部屋にいって体温を調節することができます。
夏を涼しく過ごすためのペット用のジェルマットやクールマットなどありますが、うちの猫は7匹いますが、どのこも使ってくれません。
うちが使わないからとほかの猫飼いさんにあげたところ、そちらの猫も使ってくれなかったそうです。
クールマット系は、ほとんどの猫は使わないんじゃないかと思います。
【B級品】イタリアの大理石 40cm×40cm×1.2cm ひんやり気持ちいいペットマット(クールペットベッド)!小さなスリキズ等がある為お買い得です♪ ビアンコカララ 表面磨き仕上げ 角部R加工仕上げ
そんな試行錯誤のなかで、夏のひんやりグッズでヒットしたのがこれです。天然の大理石、ビアンコカララです。
表面は磨いてある加工をしているためひんやりつるつるで、熱がたまってもすぐに熱を逃がし、いつもひんやりしている状態です。
夏は猫たちみんながとりあって喧嘩するので、部屋のすみに10枚ほど敷いています。
サイズは40cm×40cmを1枚で成猫1匹の足が出るくらい、子猫ならまるまる入ることができます。
40cm×40cmを2枚並べるとこんな感じです。
ぜいたくにごろんとしても余裕があるサイズ感です。
このような暑さ対策グッズを使えば、夏の暑さもひんやりと乗り切ることができます。
冬の対策
・暖房を入れる
・毛布や厚手の布を敷いてもぐりこめるようにしておく
・フローリングにカーペットやマットを敷く
・こたつを入れる
・カーテンを開けて日光が入るようにしておく
冬はこのような対策がとれますが、基本的に、生後2週間をすぎた子猫は、暖房器具がなくても生存可能です。
暖房を入れない場合は、ベッドにもぐりこめたり、寝床に厚手の毛布などを入れて、自分で温かくできる準備をしておきましょう。
それで温かさは十分なのですが、「猫はこたつで丸くなる」という言葉があるとおり、猫は寒がりです。
そのためこたつなど入れてあげると、嬉しそうにずっと入っています。
子猫のあいだは風邪をひきやすいので、できるだけ暖房類をいれてあげるのが望ましいです。
暖房をいれるさいは、冬場に起こりやすい低温やけどに注意しましょう。
参考「猫注意報!冬のこたつ・湯たんぽでの低温やけどの原因と治療方法」
猫用こたつ
うちではこたつを使用していますが、猫が多すぎるため猫専用のこたつも用意しています。
これは猫専用のこたつで、安全のために30度までしか上がらない温度設定になっています。
猫が4匹ほど入れる大きさで、いつもこの中ですやすや寝ています。
天板の上も暖かくなるので、1匹はこの上にいることもあります。
猫がこたつに入りやすいように、入り口をワイヤーで穴を作ることもできるので、こたつに入れない不器用な猫にもおすすめです。
やわらか湯たんぽ
あと留守番中はこたつは切っておかなくてはならないので、そとのきにおすすめなのが「やわらか湯たんぽ」です。
湯たんぽなので電気がいらず、火事の心配がいらないため、猫だけで留守番させておくときに使っています。
ポイントなのが、湯たんぽなのに柔らかいという点で、この上に乗ったりして自由にくつろいでいます。
6~8時間は温かいので、猫のベッドに入れておいたり、ふとんの中に入れておくと効果は十分です。
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