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子猫の爪切り方法を画像で解説!暴れるときでも切れる裏技まで

   

子猫も爪が硬くなってのびてくると、じゃれてきたときに爪が引っかかって痛いですよね。

子猫のうちから爪切りはしておいたほうが、大人になっても爪切りを嫌がらなくなるので、早めに爪切りデビューはさせておいたほうがいいです。

子猫は生後1か月ごろから爪が硬くなるので、この時期が爪切りデビューにはうってつけです。

今回は、子猫の爪切りの方法についてをご紹介します。

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初めて子猫の爪を切るのは生後1か月から

子猫も生後1か月くらいになると、柔らかかった爪が硬さをおびてきて、ひっかかれると痛みを感じるようになります。

子猫の場合あまりひっかいてくることは少ないですが、ご飯をあげるとき待ちきれなくて服を爪でひっかけてよじのぼってきたりしますよね。

 

うちの子猫はやんちゃなこがいて、薄いTシャツでも鋭い爪を引っかけて登ってくるので背中が赤くなっています。

このように、生後1か月になると子猫の爪でも痛いと感じるようになるので、このころが初めての爪切りに適した時期です。

 

柔らかいうちは爪を切る必要はありませんし、切るときに柔いので曲がってしまって危ないです。

爪を切るときに、しっかりとはさみで感触があり、柔らかさがなくなっていたら切り時です。

 

爪の先端だけを切る

生後1か月の時期は、爪切りできるほどの爪の固さにはなっていますが、大人の猫の爪と比べるとまだ柔らかいです。

猫の爪には血管が通っているため、深く切ると出血してしまいます。

 

そのため、子猫の爪は生後3か月くらいまでは、爪の先端だけを切るようにしましょう。

手も爪も小さいので、ほんの3ミリ程度でOKです。

少しでも切らせてくれれば、大人になっても爪切りが簡単にできるようになります。

 

爪切りの頻度

子猫のうちは、爪切りの頻度は1週間に1回を目安に行います。

子猫のうちはあまり長く爪を切ることができないので、1回の爪切りで少し削るくらいの感覚で行ってください。

 

たくさん切ろうとするとケガをさせてしまうので、小まめな頻度で爪を切りましょう。

成猫になったら、2週間に1回の頻度の爪切りで、じゅうぶんに爪を丸く保てます。

 

爪切りになれさせる

早めの子猫の時期に爪切りをしておくと、警戒心が薄いので爪切りも嫌がらずにさせてくれます。

大人になるにつれて警戒心が高まるので、成猫になったとき初めて爪切りをすると、たいていの場合嫌がられて暴れられます。

 

生後1か月くらいのときはあまり爪を切る必要がない場合が多いですが、それでも爪切りになれさせるために切っておきましょう。

爪切りばさみになれさせておくというのも重要です。

成猫になると、「肉球を押されて爪を出されるのが嫌い」と、手を絶対に押させてくれない猫も多いので、肉球を押して爪を出す動作を何回か繰り返して慣れさせておきましょう。

 

爪とぎを与えておけばいいはNG

猫には爪とぎを与えておけば、勝手に爪を研いでくれるでしょ?と思っている人がいます。

しかし、爪とぎは爪を鋭くさせるためのものであって、爪を丸くするものではありません。

 

猫は爪を研いで鋭くして、狩りに役立てたり、木を登ったりするためにいつでも爪を鋭くしておこうとします。

爪とぎを逆の意味で考えている人がいるので、爪とぎは鋭くさせるものなので、注意しましょう。

爪は爪切りをしないかぎり丸くはならないので、ひっかかれたくない、家具で爪を研いでほしくない場合は、爪とぎは必須です。

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猫の爪の切り方

猫の爪の切り方は、子猫でも成猫でも同じです。

上手な切り方をマスターして、時間をかけずに早く終わらせてあげましょう。

 

基本の爪の切り方

トリマーさんが使っている爪の切り方です。

前足は画像のように、猫の両足を地面につけた状態で、前足をうしろにひねって出します。

こうすると、猫が抵抗しにくく、こちらも引っかかれるなどのケガをしにくくなります。

前足をひねって後ろに出したら、肉球を軽く押して爪を出し、1本1本切っていきます。

 

後ろ足は画像のように、後ろに引っ張りだします。

こうすると見えにくい足の爪が見えやすいので、血管を傷つけることなく切ることができます。

 

しかし、暴れる猫では逃げてしまいやすい体制です。

2人いるときは、猫の顔の前にお腹をつけて、両手で猫の脇をガードすると逃げられません。

 

獣医さんの爪切り方法

これは獣医さんがよくやる切り方です。

病院では猫が大人しくなるため、爪切りのときでも暴れない猫にならこの方法で爪を切ることができます。

 

猫が普通に寝転んでいる状態で、前足を出して、そのまま切ってあげる方法です。

これができる猫は爪切りに抵抗がなく、おりこうさんな猫ちゃんですね。

 

暴れる猫の爪を切る裏技

顔にタオルを巻く

猫は視界が見えなくなると、大人しくなるという特徴があります。

それを利用して、顔をタオルで覆って見えなくしてしまいましょう。

少し暴れる程度なら、これで大人しくなります。

 

寝ているときを狙う

寝ているときを狙うのは有効な爪切り方法です。

動画の猫も起きているときは嫌がって爪を切らせてくれませんが、熟睡中を狙うとぽんぽんと切れています。

 

ポイントは起こさないように、気づかれないように、爪以外の部分に触れないこと。

なかなか難しいですが、1回で切ろうとせず、何度かに分けて切ればすべて切ることができます。

 

洗濯ネットに入れる

猫をそのまま洗濯ネットに入れる裏技もあります。

洗濯ネットに入れると身動きがうまく取れないので、暴れる猫を大人しくすることができます。

病院に連れて行くときにも有効です。

洗濯ネットの隙間から爪を出して、素早く切ってしまいましょう。

 

首の皮を持ち上げる

首の皮をつかんで大人しくさせる方法があります。

首の部分は母猫が子猫を運ぶときにくわえる部分で、本能的にそこをつかむと猫は大人しくなります。

 

子猫なら持ち上げて大丈夫ですが、大人の猫の場合は体重が重いので、足はつけたまま首だけを持ち上げましょう。

一人が首の皮を持ち上げて、一人が爪を切るとうまくいきます。

 

爪切り嫌いな猫でも爪切りできるはさみ


廣田工具製作所 ペット用つめ切り ネイルトリマー ZAN ギロチンタイプ 小型犬・中型犬用

 

爪切りを嫌いにさせないためには、爪切りのはさみも大事です。

うちではうちでは廣田工具製作所の爪切りを使っていますが、これは爪を切るときに、猫に力がかからないようになっていて、普通の爪切りなら嫌がる猫が嫌がりません。

 

爪を切られたことに気が付かないんですね。

音もほとんど鳴らないので、これなら爪切り嫌いの猫でも大丈夫です。

耐久テストも行っている爪切りなので、ほぼ永久的に使用できます。


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