子猫の臭い対策!臭い原因からシャンプーに入れていい時期まで
2018/03/04
猫は本来いろいろな匂いがするのですけど、子猫の匂いがたまに臭いときがあるんです。
猫は体臭が少ないと思っている人もいると思いますけど、個体差もありますし、放っておけばすごく臭いにおいになることもあります。
ここでは、子猫の臭いにおいの原因と対策と、いつからシャンプーしたらいいのかなどを説明します。
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子猫のにおい
子猫が臭いときってありませんか?
その理由はさまざまです。トイレトレーニング中であれば、体がうんちまみれになったり、おしっこまみれになります。
また、子猫に限らず猫のおしっこって臭いですからね。
そのあたりが、子猫のにおいが臭い原因の第一にあげられるでしょう。
うちの猫も子猫のときから、臭いにおいがしてましたね。
トイレトレーニングの影響で体がうんちまみれやおしっこまみれになっていたのが原因だったこともあるのですが、母猫がいたら、子猫をなめ回したりして臭いにおいを消してくれたりするのですけどね。
うちの子猫の場合は早くから母猫から離したので、トイレトレーニングなどは飼い主がきちんとしなくてはいけなかったんです。
猫はにおわない?
猫の体臭について先に話しておきますね。
基本的に肉食動物というのは体臭がしないんですよ。
それは猫も犬も一緒です。
ライオンやトラなんかもそうですよ。
強いにおいを発生させていたら、そのにおいで動物たちもすぐに気がついて逃げてしまいますからね。
ですから、猫もハンターの一つに数えられていますから、基本的には体臭はありません。
ですから、体から臭いにおいを発生させるということは、うんちやおしっこまみれ以外でしたら何か他の原因があるということになるのです。
子猫のにおいの原因
子猫のにおいの原因はマーキングですね。
マーキング?犬のマーキングは知っているけど猫にもあるの?
そう思う人も多いことでしょう。
猫にもマーキングの習性があります。
習性というよりも本能に近いですから、子猫もしっかりマーキングするんですよ。
そのため、マーキングの分泌液を出すのですが、これが相当臭いですよ。
わたしも猫を飼い始めたのは相当前ですけど、このマーキングの臭いにおいは衝撃的でしたよ。
ほんとうにめまいがするというか気絶するというか、目にも染みましたから。
においがするということはそのにおいの元が鼻の粘膜に付くということですからね。
本当に鼻を取ってしまいたいくらいの衝撃的な臭い匂いでした。
調べてみてもマーキングだから仕方ないのかなと思っていたのですけど、対策方法もきちんとありました。
スカンクの強烈な臭いにおいもここからだということですよ。
子猫のマーキングの対策
子猫の分泌液を出す場所というのは、肛門線といって肛門付近にあるんです。
外出しないで家にいる子猫は時々「肛門絞り」をしないと、分泌液が消費されないのでどんどん溜まっていくんです。
溜まってもどこかで出さないとあふれてしまいますからね。
あふれ出たのが家の中に充満してしまうとまさに地獄ですから。
服にも臭いにおいが付いてしまうので、全部洗いたいくらいになってしまいますよ。
どのようなにおい?と聞かれても近いにおいはうんちもそうですけど、魚が腐ったようなにおいが近いかな…。
ただし、通常でしたら、うんちを一緒に排出されます。
それでも心配でしたら、というか臭かったら肛門絞りをしましょう。
子猫も嫌がるので暴れたりもするのですが、子猫の場合は力で押えることができるので、そういったことを習慣づけておいたらいいですね。
肛門絞りの方法は、肛門線が膨らんでいるのでそれをつまむと出てきますよ。
おそろしいくらいの臭いにおいなので洗い流せるようにお風呂で肛門絞りをするのが基本ですよ。
間違っても部屋の中でしてはいけません。
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肛門線が詰まる場合も
場合によっては、子猫の肛門線が詰まる場合もあります。
詰まること自体が異常なので、何らかの病気が原因となるでしょう。
肛門線の詰まりを飼い主が強引に直す方法もあるのですけど、かなりの痛みが出る場合もあります。
また、すごく臭いにおいになるので、覚悟が必要ですよ。
わたしも一度経験がありますが、想像を絶する臭さです。
スカンクのにおいで猛獣が卒倒するニュースなどおおげさだな、なんて思ってましたけど、猛獣が倒れるのもわかる気がしましたから。
ですから、肛門線が詰まった場合は無理せずに病院に任せるようにしましょう。
それと、子猫のときから、肛門線がふくらんでいないかをチェックする癖をつけましょう。
うんちと一緒に排出されていたらいいんですけどね。
それと、分泌液が溜まらないように、病院によっては定期的に健康診断をしてくれるところもあります。
健康診断までは必要なくても定期的に、診察してもらうようにしてもいいでしょう。
子猫とトイレのしつけ
子猫のトイレのしつけも臭いにおいの対策となります。
子猫のおしっこも臭いですからね。
ですから、決められた場所…トイレシートになるのですが、そこにきちんとおしっこやうんちをしてくれるようにしましょう。
うんちはしかたないにしても、おしっこは消臭効果のあるシートがいいですよ。
おしっこのにおいも侮れないというか、これも卒倒するくらい臭いときがありますから。
とにかく排泄物の処理はできるだけ早くするようにしましょう。
子猫の愛らしい姿とは裏腹にうんちもおしっこも一人前に臭いですからね。
部屋にも染みついてしまいますから、できるだけうんちおしっこのしょりは早めにしましょう。
トイレシートも性能の良いものを使っていたら、おしっこも2,3回くらいは大丈夫です。
おしっこの量などにもよりますが、そこは飼い主さんで決めてくださいね。
子猫のにおい対策まとめ
基本的に子猫のにおいはうんちおしっこ、そして肛門線ですね。
トイレトレーニングと肛門絞りが対策のメインとなります。
シャンプーは子猫でもできるだけ早いうちから慣れさせましょう。
猫ってシャンプーが嫌いなんですよ。
個体差もあるかもしれませんが、できるだけ子猫のうちからシャンプーに慣れさせておくだけでもずいぶん違うと思います。
シャンプーも立派なにおい対策ですね。
また、毛並みが悪い場合は病気の可能性が高いです。
体調管理をしっかりしましょう。
病気のときも肛門線に分泌液が溜まりやすいですから、その点も気をつけるようにしてくださいね。
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